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首のしわ解消の基本!美容用語に振り回されない読み方術

首のしわの深さが深刻化すると、まず頼りたくなるのが化粧品です。しかし化粧品会社もメーカーもたくさんあって、さらに化粧品の数の多さと新製品が次々に発売されて、一体何を選んだらいいの?というのが本音ではないでしょうか。また買うと決めても化粧品カウンターの雰囲気に緊張して、本当に必要なものを購入できるか心配という人もいるはずです。今回は、首のしわ対策を考えた化粧品選びのための、基本的な知識をご紹介します。ぜひお役立て下さい。

首のしわ解消を考えた化粧品選びのコツ

首のしわは顔のしわほど気にしている方は少ないと思います。けれど、首のしわは予想以上に年齢を上に見せてしまいます。顔と同様に目立つ位置にある首元のしわはできるだけ解消しておきたいしわです。
首のしわのできる原因は顔のしわと同じで

・皮膚の乾燥
・老化によるコラーゲンやエラスチン量の低下
・紫外線による光老化

がほとんどです。この為、顔と同様に乾燥を防ぐ・コラーゲンやエラスチンを補給する、光老化の影響を和らげるといった処置が首のしわの解消に繋がります。この3つを簡単に一度でできるのが化粧品をつける事です。顔に使っている化粧品を利用すればすぐに首のしわ対策ができます。
ただ、その化粧品、肌にあったもの・肌に優しいものを選べているでしょうか?もし首のしわのために化粧品を新たに買い足そうとしている人もチェックしておきたい化粧品の基礎を見ておきましょう。

化粧品の基本

まず、化粧品の定義について確認しておきましょう。最近ドラッグストアでもよく見かけるようになった医薬部外品との違いもチェック。

化粧品とは

化粧品は

人体に対する作用が緩和なもので、皮膚、髪、爪の手入れや保護、着色、賦香を目的として用いられるもの。

引用元: 日本化粧品工業連合会

と定義されています。つまり美容の為に体につけるものは全て「化粧品」という事ができます。
そうなると気になるのが化粧品に含まれる成分です。法律で規制されている為明らかに体に有害だ、という化学物質が化粧品に入る事はありませんが、体に蓄積して皮膚のバリア機能を弱めてしまう成分や皮膚細胞をわずかながらとかしてしまう成分などが添加されている場合があります。
化粧品を購入する際は入っている成分を見て皮膚に優しい成分だけが入っているかどうかを見極める必要があります。

医薬部外品とは

医薬部外品は

人体に対する作用が緩和なもので医療機器でないもの。厚生労働大臣の指定するもの。

引用元: 日本化粧品工業連合会

と定義されています。

国が有用成分と効果・効能を保証しており、化粧品と比べて肌に悪影響のある成分が取り除かれています。敏感肌、どんな化粧品でも肌に合わない気がする、という方は医薬部外品を使ってみましょう。
問題点は普通の化粧品よりも値段が高めに設定されている事。医薬部外品の値段は出せないという方は普通の化粧品の中で成分をチェックし、安全性の高い化粧品を選びましょう。

化粧品に使われる用語にまどわされないで!

意外に化粧品は化学成分の書き方にひっかけがあるのです。え、ノンアルコールやノンケミカル、無添加と表示している化粧品を選ぶので良いのでは、と思った方、そのひっかけに思いっきり引っかかっているかもしれません。
それでは肌に優しい化粧品のチェックの仕方について見ていきましょう。

アルコールフリーとノンアルコールの違いって?(化粧水)

アルコールフリーとノンアルコールの違いは基本的ありません。エタノール(エチルアルコール、無水エタノールと表記されている場合あり)が使われていないという事を示します。
エタノールは肌の汚れや化粧品を落とす・皮膚表面の菌を殺菌する・水に溶けにくい化学成分を溶かすといった働きを持っています。しかし、エタノールには皮脂を摂り過ぎ肌の乾燥を助長する・肌に刺激を与え肌荒れが発生するといった問題点も。
皮膚が弱い、敏感肌、乾燥肌の方はエタノールなしの化粧水や化粧品を選ぶのが無難です。特に直接肌に塗る化粧品と乳液は気を付けましょう。
また、「アルコールフリー」「ノンアルコール」書いていてもアルコールが入っている場合があります。これは「アルコールフリー」「ノンアルコール」と表記できる規定がエタノール限定だから。

そもそもアルコールにはベへニルアルコール、セチルアルコール、フェノキシエタノールなどたくさん種類があります。けれどエタノール以外のアルコールが入っていてもエタノールさえ入っていなければ「アルコールフリー」「ノンアルコール」と表記できてしまうんです。
エタノールに比べて他のアルコールは肌への悪影響は少ないそうですが、念のためアルコール・エタノールという表記が入っている化粧水は避けましょう。

ノンケミカルとは

ノンケミカルと聞くと全く化学成分を使っていないというイメージがあると思います。けれどそれは間違いです。ノンケミカルとは紫外線吸収剤という成分が入っていない事を示します。化学成分が一切入っていないという事ではありません。
ちなみに紫外線吸収剤とは紫外線を吸収する化学成分で、皮膚に塗ると紫外線を吸収し肌に紫外線ダメージが来ないようにしてくれます。ただ、肌の上で紫外線を吸収する時に化学反応を起こし肌に負担をかけてしまう事があります。肌のバリア機能が弱っている・乾燥肌・敏感肌の方は紫外線吸収剤が使われていない化粧品を選ぶ事をおすすめします。

パラベンフリーとは

パラベンとは防腐剤に使用されるメチルパラベン、ブチルパラベン、エチルパラベンを総称したものです。つまりパラベンフリーとはこの防腐剤を使用していないという事を示します。
パラベンフリーという化粧品はよく見かけるとは思いますがあまりおすすめできません。
そもそもパラベンは安全性が高い事が証明されている化学成分です。パラベンをつけて紫外線を浴びると細胞に影響がでるという実験も行われていますが、その実験方法にも疑問が投げかけられています。逆にパラベンを使わずに防腐しようと思うと防腐効果が薄く化粧品が腐って肌にダメージを与えたり、パラベン以外の防腐剤を多量に入れ過ぎて肌にダメージを与えたりしてしまいます。
パラベンは効率的な防腐剤です。すぐに使い切ってしまうものならともかく長く使うものはパラベンが入っているものを選びましょう。

化粧品の無添加とは

化粧品の無添加の表示も化学成分が一切入っていないというイメージが多いと思います。けれど化学成分が一切入っていないという訳ではありません。実は無添加の基準ははっきりと法律で決まっておらず曖昧な表記方法なのが現実です。
一般的には2001年にアレルギーを発生させる危険性があると認められた102種類の化学成分と香料が入っていないという事を表す事が多いようですが会社によってそれぞれ規定が異なるのできちんと成分を見ないと肌に負担が少ないかどうかはわかりません。
安易に無添加と書いてある化粧品を選ぶのではなくきちんと入っている成分をチェックしましょう。

意味と用途に合わせて選んでいますか?

基礎化粧品だけでも色々な種類がありどれを買って良いか迷う所です。首のしわを解消するのに使える基礎化粧品についてまとめたのでそれぞれの使う目的をチェックし自分にあったものを選びましょう。

化粧水の目的

化粧水の基本の目的は肌を保湿してきめを整え肌表面の状態を良くする事です。肌表面の状態が良いと次に塗る乳液やクリームののびが良くなる・化粧のりがよくなるといった効果が得られます。また洗顔直後の顔表面に化粧水をつける事で皮膚の急激な乾燥を防ぐ事ができ皮脂の分泌を押さえる効果も。
化粧水が肌の水分蓄積量を増やす・真皮まで栄養を補給するわけではありませんがしわができる原因の「急激な乾燥に」や「皮膚細胞が乾燥で縮み皮膚細胞が定位置からずれてできるしわ」を防ぐ事ができます。
しわを防ぐには拭き取り化粧水や収れんタイプの化粧水、美白効果をうたった化粧水ではなく保湿効果をうたった化粧水を選ぶようにしましょう。また、乳液・クリーム・ゲルのどれかと併用するのがおすすめです。

乳液の目的

乳液の目的は化粧水で塗布した水分をすぐに蒸発させない事です。化粧水の上にオイルでふたをするという感覚ですね。ただ乳液自体も水分が多く全ての化粧水の蒸発を防ぐ事ができる訳ではありません。それなら乳液を使わなくてもいいのでは、と思いがちですが乳液の選び方によっては細胞間脂質に栄養を与え水分保持能力を補助する事ができます。
水分保持能力を助けるために乳液を使うならヒト型セラミド(バイオセラミド)が含まれているものを選びましょう。

クリームの目的


クリームも乳液と同様に化粧水で塗布した水分をすぐに蒸発させない事が目的です。乳液との違いは油分の割合です。クリームの方が乳液より油分が多く、乳液より重い使い心地です。
働きもほとんど乳液と同じで特別な理由がない限り乳液とクリームを併用する必要はありません。

乾燥をしっかり防ぐなら乳液と同様にヒト型セラミド(バイオセラミド)が含まれているものを選びましょう。

ゲルの目的

ゲルはアロエやオクラなどのネバネバした成分を参考にして作られた化粧品です。元々ネバネバした成分を使っているのでクリームのように水と油を混ぜる界面活性剤を添加せずにつくっている商品がほとんど。

使う目的は乳液と同様に化粧水で塗布した水分をすぐに蒸発させない事ですがオールインワンの商品も多くゲル一つで化粧水・乳液(クリーム)の役割を果たしてくれる場合も。ただ値段や肌に合うかどうかもあるのでゲルが一番良いという訳ではありません。
自分にあった保湿化粧品を選んでください。

美容液の目的

美容液は各目的に合わせた有効成分を濃縮して作ったものを指します。目的は真皮まで含まれている有効成分を届け肌の健康を取り戻す事。この為美容液がなんの目的で作られているか、有効成分がどのくらい含まれているかをきちんと確認して使う必要があります。
しわの改善を試みるなら乾燥対策ができるヒト型セラミド(バイオセラミド)やヒアルロン酸、プラセンタなどが含まれたものを選びましょう。

マスクとパックの違い

マスクとパックの明確な違いははっきりと定義されていませんが、一般的にマスクは手軽にできるシートタイプのものを指し、パックはジェルやクリームを使った本格的なものを指すようです。
あくまで一般的に、なので肌への効果をチェックするなら名称で判断するのではなく含まれている成分をチェックしましょう。

首はしわとたるみのそれぞれのケアを!

基礎化粧品は基本的に自分の改善したい目的に合わせて選ぶ事が一番です。という訳で首が老化して見えるしわ・たるみに効く有効成分についてまとめました。以下の成分が入っている基礎化粧品を選ぶようにしましょう。
首のしわ・たるみだけでなく顔のしわ・たるみを解消する時の化粧品選びの参考にもなります。

●化粧品に含まれる抗シワ成分
・コラーゲン
コラーゲンは知っての通り肌に弾力やハリを与えます。高分子だと肌に吸収されにくいので低分子のコラーゲンを使った商品を選ぶようにしましょう。

・セラミド
セラミドは肌の表層の細胞と細胞の間にある細胞間脂質を構成する物質で皮膚の水分保持能力を保ち肌にハリを与えてくれます。化粧品で肌にセラミドを補給しましょう。

・ヒアルロン酸
肌の中にあるヒアルロン酸は肌の奥の真皮でコラーゲンやエラスチンをつなぎ止める役割を果たしています。ただ化粧品に入っているヒアルロン酸は真皮まで染み込んで働くわけではなく肌の表層で水分を保持し皮膚の乾燥を防ぐという働きを担っています。皮膚の土台から改善する、という目的ではなく皮膚の乾燥を防ぐ目的で使うようにしましょう。

・コエンザイムQ10
コエンザイムQ10はコラーゲン繊維を作り出す細胞を活性化する働きがあり、コラーゲン繊維を増やしてしわやたるみを改善してくれます。化粧品を選ぶ時に気を付けたいのは低分子のコエンザイムQ10を使っているかどうか。コエンザイムQ10は元々高分子の成分なので何も加工していないと肌に吸収されず効果が発揮できません。

・EGF(ヒトオリゴペプチド-1)、FGF(ヒトオリゴペプチド-13又はヒトオリゴペプチド-5)
あまり聞かない成分名ですが上皮細胞増殖因子といわれ肌の細胞を新しく生み出す補助をしてくれます。ただ最近化粧品に利用されるようになった成分でどの化粧品が良いかなどははっきりとしていないようです。有効性を考えるならヒトオリゴペプチドが高濃度で入っているものを選びましょう。

・レチノール(又はレチノイン酸)
レチノール(又はレチノイン酸)にはターンオーバーを早める働きがあり新しい細胞やコラーゲン、エラスチンを次々に生み出し古い細胞についたしわやたるみを改善してくれます。ただレチノールは高濃度になると効果が高い分過剰につけると副作用もあります。レチノール入りの化粧品を選ぶ際は医薬部外品を選ぶ、濃度が高すぎないものを選ぶようにしましょう。

・プロテオグリカン
プロテオグリカンはヒアルロン酸と同様に肌の表層で水分を保持し皮膚の乾燥を防ぐという働きを担っています。ただ最近注目され始めた成分でどのくらいで有効なのかがはっきりとしません。有用性を求める場合は高濃度の化粧品を選びましょう。

・プラセンタ
プラセンタは肌の代謝を助けるアミノ酸、ビタミン、ミネラル、核酸やヒアルロン酸といった肌に有用な成分が含まれた物資です。ただ、プラセンタを抽出する過程で有効成分が分解している場合も。プラセンタの抽出方法を工夫している会社もありますが信用の置けないメーカーのプラセンタ商品は有効成分が少ない可能性もあるので信用のおけるメーカーのプラセンタ入り商品を選びましょう。プラセンタの有効成分が分解されない抽出方法には酵素分解法や凍結酵素抽出法があります。

●化粧品に含まれるたるみ対策成分
・コラーゲン
・セラミド
・ヒアルロン酸
・コエンザイムQ10
・レチノール(又はレチノイン酸)

首にしわを作らないために取り入れよう!

基礎化粧品以外でも首のしわを解消する方法がいくつかあります。しわをとるための基礎化粧品にプラスして以下の行動を取り入れてみましょう。

  ●上を向く動作を増やそう
下を向いてばかりでは首の皮膚がたるみ、重なってしわになりやすくなってしまいます。パソコン作業や事務作業などで下を向いてばかりの方は上を向くエクササイズを取り入れてみてください。

・首のしわをとるエクササイズ
1.首の前部分の皮膚がしっかり伸びるくらいまで上を向きアゴを付きだします。
2.1の状態で口をパクパクさせます。

首元が気になった時に試してみてください。

  ●明るい場所で定期的にチェック
首元のしわは顔の影になってしわが薄い時は自分では中々気づかない、という場合があります。しわは薄い段階で対処する方が改善しやすいので定期的に首元を明るい場所でチェックしましょう。

  ●スキンケアは首までセット
顔のスキンケアは多くの方が毎日行っていると思います。けれど化粧水や乳液、美容液を毎日首までつけるという方は少ないのではないでしょうか?実は首は顔と同じくらい皮膚が薄い部位で本来肌トラブルを起こしやすい部位なんです。毎日顔をスキンケアする時に首もスキンケアしてあげてください。
習慣にしてしまえばそこまで面倒くさくはないはずです。

まとめ

首のしわは顔と同様に歳をとった印象を周りに与えてしまいます。いつも行っている顔のケアと同じ事をすれば改善できる部位なのだから改善しないのはもったいないもの。きれいな首元で毎日のおしゃれを楽しみませんか?

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aestivum美容家

20代後半独身ながら生活を楽しんでいるaestivumです。女性の読者の方が楽しく、自分らしく生活を送る事ができるようなキッカケとなる文章をお届けできるよう頑張ります。国立大学理系卒、現在は大学技術職員をしながら文章書きをしています。

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