すべて 角質 ピーリングジェルに要注意!ポロポロは角質じゃないの!?
角質

ピーリングジェルに要注意!ポロポロは角質じゃないの!?

 
ピーリングジェルを手に取り、両手で顔を上下に擦るだけで、消しゴムのカスのような角質がポロポロ取れて、拭き取ると明るく透明感のある肌が誕生!

そんなシーンをテレビで見たことがあるのではないでしょうか?
 
実はこのポロポロが、不要な角質ではないと一部話題になっています。
 
そこで再確認したいのは、自宅で行うピーリングで肌を傷めていないかどうか。

本来、肌はとてもデリケートで外的なダメージから守る働きを担っています。

ゴシゴシと自ら摩擦を与えるような行為が、美肌作りに役立つでしょうか?
 
今一度肌と向き合って、いたわることも考えていきましょう。
 

肌全体が冴えるような印象になるために

 
誰もが憧れる見た目が美しい理想の肌とは、どういう肌のことなのでしょうか。

美肌に欠かせない条件をまとめてみました。
 

理想の美肌条件

ピーリングジェルに要注意!ポロポロは角質じゃないの!?
 

●水分と皮脂のバランス

 
あなたの理想とする肌は、どのような肌でしょうか。
 
陶器肌、透明感のある肌、ツヤ感のある肌、シキメの整った肌…など人それぞれですが、美肌の大切な土台を作るのが「水分と皮脂(油分)のバランス」です。

水分と皮脂はどちらかが不足しても、過剰でも様々な肌トラブルを引き起こす原因になります。
 
美肌に近づく第一歩は、肌の水分と皮脂のバランスを整えることと言っても過言ではありません。
 

●キメが細かく整っている

 
「キメが細かく整っている肌は美しい」とよく聞きますが、具体的にどういう状態のことなのか知らない人も多いのでは?
 
皮膚の表面には皮溝(ひこう)と呼ばれる溝と、その皮溝によって盛り上がった皮丘(ひきゅう)があります。

キメが細かく整った肌というのは、幅の細い皮溝と面積の小さい皮丘が均一に規則正しく並んでいる状態のことです。

この肌のキメは生活習慣、紫外線、乾燥などで乱れてしまいます。
 

●毛穴が小さい

 
毛穴の大きさや開きに悩んでいる女性は多いですよね。
 
美肌の条件の1つである肌のキメと毛穴の大きさは深い関わりがあり、毛穴が大きく目立つようではキメが細かく整っている肌とは言えません。

美肌にはやはり毛穴レスな肌が必須条件なのです。
 

見た目の美しさ

ピーリングジェルに要注意!ポロポロは角質じゃないの!?
 

●透明感

 
「色の白いは七難隠す」ということわざがある通り、昔も今も透明感のある美しい白い肌は女性達の憧れですよね。

透明感のある肌を手に入れるには、古い角質のケア、保湿、紫外線対策、毛穴ケアなど総合的なケアが必要です。
 

●血色が良い

 
ただ白いというだけではない血色の良い肌は、肌のくすみや目の下のクマもなく、健康的で魅力的ですよね。
 
血色が良いというのは、毛細血管やリンパの流れが正常で必要な栄養素が細胞の隅々まで行き渡っている状態です。

従ってスキンケアなどの外側からのケアだけでなく、体の中からのケアも必要です。
 

●色ムラがない

 
年齢と共に増えていく肌のくすみ、シミ、ニキビ跡など肌の色ムラは、メイクである程度隠すことはできます。

しかし、やはり色ムラがある肌は透明感にも欠けますし美肌とは言えませんよね。
 

家でピーリング体験する前に

 
一部の肌トラブルを改善してくれるといわれるピーリング。

今では手軽に自宅でピーリングできるピーリングジェルや石鹸が手に入るので、定期的にピーリングをしている人も多いですよね。
 
でも、果たして本当にピーリングは必要なのでしょうか?

また、あなたの使用しているピーリングジェルや石鹸は、本当に効果があるのでしょうか?
 

ピーリングとは

ピーリングジェルに要注意!ポロポロは角質じゃないの!?
 

●意味

 
ピーリングは簡単に言うと、肌に残っている古い角質を取り除き、肌のターンオーバーを正常に整える角質ケアの一種です。
 
通常、肌のターンオーバーは28日周期で行われていますが、加齢、生活環境や食生活の乱れ、ストレスなどにより乱れ、古い角質が自然に剥がれ落ちなくなります。

ピーリングを行うことで古い角質が取り除かれ、新しい肌に生まれ変わります。
 

●効果とトラブル

ピーリングによる主な効果は以下になります。

  • 肌のターンオーバーを正常にする
  • シミやニキビ跡を薄くする
  • くすみの改善
  • 乾燥、肌のごわつきの改善
  • 毛穴の開きや角栓の詰まり(黒ずみ)の改善
  • ニキビの予防と改善
  • 肌にハリ

肌に優しいピーリング剤でも肌に少なからず刺激を与えるので、肌が赤くなったり、かぶれたり、思わぬ肌トラブルのリスクもあります。

またピーリング後の肌は非常にデリケートな状態になっており、乾燥や紫外線などの刺激に弱いので、保湿等のアフターケアをしっかり行わないと肌トラブルを引き起こします。
 

●角質と角栓

 
角質は肌の水分の蒸発を防いだり、外からの雑菌の侵入を防ぐといった肌を守るバリア機能を果たしています。

肌細胞は通常、ターンオーバーにより肌の奥から表面へと少しずつ押し上げられ、角質層に到達した肌(角質)は自然と剥がれ落ちます。
 
角栓は毛穴に詰まった古くなった角質や皮脂のことです。

ニキビの原因にもなる角栓ですが、外部からの雑菌やウィルスの侵入を防ぐ役割もあります。

通常、角栓は角質同様に肌のターンオーバーと共に自然に取れていきます。
 

●角質や角栓が溜まりやすい部位

 
顔の中で角質や角栓が溜まりやすい部位はTゾーンです。

Tゾーンは最も皮脂の分泌が活発なので、Tゾーンの殆どを占める鼻は、角質や角栓が溜まりやすいと言えます。
 

ピーリングが必要な肌とは

ピーリングジェルに要注意!ポロポロは角質じゃないの!?
 
角質が溜まっていることが原因と考えられる肌状態は以下のようなものがあります。

  • 肌のキメが荒くなっている
  • ファンデーションのノリが悪い
  • 化粧水が浸透しない
  • 保湿しても乾燥する
  • 肌のざらつきが気になる
  • 肌のくすみが気になる
  • 毛穴の詰まりや黒ずみ(角栓)が気になる

ピーリングの種類

ピーリングジェルに要注意!ポロポロは角質じゃないの!?
 

●成分

ピーリング化粧品に配合されている主な有効成分はAHAとBHAです。

  • AHA(フルーツ酸)
    リンゴ酸、グリコール酸、クエン酸、乳酸など
  • BHA
    サリチル酸

●PHと濃度

 
AHAは「クエン酸→リンゴ酸→乳酸→グリコール酸」の順にピーリング力が強くなっています。

BHAは肌への刺激が強いため、化粧品への配合は0.2%までしか認可されていません。

実際にはこの濃度では十分なピーリング効果が得られないので、AHAと組み合わせて配合されていることが多いです。
 
酸の濃度と同等に注意すべき点は酸性度の強さです。

酸性度はPH(ペーハー)という単位が使われ、一般的にピーリング化粧品はPH4.0~PH3.2程度のものが多く、PH3.2に近いほど酸性度は強くなります。
 

ジェルピーリングの真実って?

 
ピーリングジェルとして販売されている多くの製品は、実はピーリング効果がないとネットで話題になっているのをご存知ですか?

美肌作りのためにピーリングをしている人にとってはショックですよね。実際のところはどうなのでしょうか?
 

古い角質とは限らない理由

 
「ピーリングジェルでマッサージしてポロポロと出てくる白いカスのようなものが古い角質で、洗い流すとツルツルの肌になる!」というのが、一般的なピーリングの認識ですよね。

ある方がゴム手袋ははめて、その上にピーリングジェルをのせて実験してみたところ、思わぬ事実が…
 

●ポロポロはゲル化剤?

 
ゴム手袋の上ピーリングジェルをクルクルと擦ったら、白いカスがポロポロと出てきたのです。

当然、ゴム手袋ですから古い角質ではありませんよね。
 
実は、このカスはピーリングジェルに含まれるカルボマーなどのゲル化剤で、摩擦を加えることでカス(ゲルの固まり)のようなものが出てくる性質があるのです。
 
古い角質が剥がれたと思っていたものが、ゲルの固まりだったとは信じがたい事実ですよね。
 

●ツルツルは界面活性剤?

 
古い角質が剥がれたわけでもないのに、ピーリングジェルを使用後の肌がツルツルするのは不思議ですよね。

これは配合されているステアリルトリモ二ウムクロリドなどのカチオン界面活性剤によるものです。
 
この成分はリンスやトリートメント、柔軟剤に使われる成分で、肌に膜をはりツルツルの質感を作っているだけなのです。

しかも肌への刺激が強く、できれば避けたい成分でもあります。
 

それでも角質除去は大事

 
ピーリングジェルや石鹸の全てに効果がないというわけではなく、きちんとピーリング効果が期待できるものもありますし、角質ケアは美肌作りに欠かせないステップです。
 

スキンケアを見直す

ピーリングジェルに要注意!ポロポロは角質じゃないの!?
 
古い角質が溜まる大きな原因は肌のターンオーバーの乱れです。

一般的に28日周期と言われているターンオーバーが乱れる原因は、生活習慣の乱れ、食生活の乱れ、加齢、ストレスなど様々な原因が考えられますが、その1つが間違ったスキンケアです。
 
洗顔や保湿など必要なスキンケアが不足していると、古い角質が肌表面に残ってしまい、どんどん溜まっていきます。

また、過剰な洗顔やピーリングはターンオーバーの周期を過度に短くしてしまいます。
 
一見、ターンオーバーの周期が短くなることは、早く細胞が生まれ変わるので良いことのように思われますよね。

しかし実際には短時間で肌細胞を作るため正常で健康な肌細胞が作られず、排出されるはずのメラニンが残ってしまったり、様々な肌トラブルの原因になるのです。
 

AHA石鹸について

 
自宅ピーリングを行うのであれば、肌に優しいフルーツ酸と呼ばれるAHA配合のピーリング化粧品が良いでしょう。

ただし、配合されている濃度や酸性度には注意が必要です。一般的に日本製品は肌トラブルを起こさないように高い濃度のものはなく、肌への負担は低いとされていますが、敏感肌や乾燥肌の人は十分注意しましょう。
 

拭き取り化粧水について

 
拭き取り化粧水は、クレンジングや洗顔で落としきれなかったメイクの汚れ、毛穴の余分な皮脂や汚れ、古い角質を取り除く効果があります。
 
あくまでも化粧水なので、ピーリング効果は穏やかですが、普段のスキンケアにプラスするだけなので、手軽に角質ケアができるアイテムとして人気です。

ただし、肌荒れを起こしていたり、乾燥している場合は症状を悪化させる原因になりますので使用を控えましょう。
 

これ以上ダメージを持ち越したくないなら

 
自己判断でのピーリングは肌トラブルを起こすリスクが付きものです。

美容皮膚科で専門医の診察を受け、医師の指示のもと角質ケアを行うのが一番安心・安全で効果の高い方法です。
 

美容皮膚科で受診を

 
ピーリングが必要なのか、ピーリングが適した肌なのか等、まずは美容皮膚科で皮膚科専門医に肌状態を診察してもらいましょう。

医師がピーリングが効果的と判断した場合は、一人一人の肌状態に合わせて、ピーリング薬剤やその濃度を決めて施術を行います。
 

肌の不要なものを除去

 
ピーリングにより厚くなった古い角質や、毛穴に溜まった角栓、老廃物など肌に不要なものを取り除きます。

これにより肌表面が綺麗な状態となり、新しい肌の生成が促進されて肌が再生します。
 

施術内容

ピーリングジェルに要注意!ポロポロは角質じゃないの!?
 
クリニックにより多少違いはありますが、一般的な施術の流れは以下のようになります。

  1. カウンセリング
    医師が肌状態を確認します。
  2. 洗顔
    洗顔してメイクなどの汚れを落とします。
  3. ピーリング剤を塗布
    肌に合ったピーリング剤を塗布し、暫くおきます。
    *時間は肌状態により異なります。
    *少しピリピリしますが、強い痛みや刺激はありません。
  4. 中和
    酸を中和してピーリングを止めます。
  5. 洗顔
    洗顔で薬剤を落とします。

ピーリングの後は有効成分が肌の奥まで浸透しやすくなっているので、施術後にイオン導入やパックを行うクリニックもあります。また、ダウンタイムはなく施術後すぐにメイクが可能です。
 

日ごろから角質を溜めない

 
ピーリングは美肌効果の高い施術ですが、肌に負担が掛かることは事実です。

できるだけ日頃から角質を溜めないケアが大切です。
 

代謝のよい肌づくり

 

●紫外線対策でメラニンを溜めない

 
紫外線を浴びると、紫外線から細胞を守ろうと肌を厚くしようとする働きがあります。

つまり角質がどんどん溜まっていくのです。
 
また、紫外線によりメラニン色素が増えすぎると肌のターンオーバーが乱れ、古い角質が剥がれ落ちなくなります。

更に紫外線の影響で肌が乾燥することでも角質が厚くなります。
 
肌代謝を良くして角質を溜めないためには徹底した紫外線対策が必須です。
 

●抗酸化作用のある食事を摂る

 
美肌作りのために日頃から代謝のよい肌作りに効果のある食べ物を積極的に摂るように心がけましょう。

抗酸化作用のある成分 主な食材
リコピン トマト、さくらんぼ、すいか、柿、パプリカ、ピンクグレープフルーツなど
ポリフェノール ブルーベリー、赤ワイン、アサイー、ぶどう、カカオなど
イソフラボン 大豆、納豆、豆腐、味噌、豆乳など
ペクチン みかん、りんご、柿、すいか、ニンジン、キャベツなど
ビタミンA(βカロテン) かぼちゃ、ほうれん草、ニンジン、パセリ、しその葉など
ビタミンC いちご、レモン、キウイ、パセリ、ゆず、ブロッコリーなど
ビタミンE アボカド、ブロッコリー、アーモンド、モロヘイヤ、抹茶など
亜鉛 牡蠣、レバー、ニシン、鶏肉、豚肉、卵、チーズなど
セレン 魚介類、牛肉、卵、ニンニク、豆類など

肌を守る働きを強化

ピーリングジェルに要注意!ポロポロは角質じゃないの!?
 
肌を紫外線や大気汚染などの刺激から守るバリア機能をアップすることも大切です。
 

●保湿力を養う

 
もともと誰でも肌にバリア機能を持っていますが、このバリア機能をキープするために必要なのが、乾燥から肌を守りターンオーバーのリズムを正常に保つ保湿力です。
 
通常、健康な肌であれば保湿成分を自ら作り、約20~30%の水分量を保っていますが、加齢や肌のターンオーバーの乱れで保湿力が低下し、肌のバリア機能も失われてしまいます。

日頃から保湿を心がけ肌のバリア機能をアップさせましょう。
 

●紫外線や大気汚染などから守る

 
美肌を目指すには紫外線対策が必須であることは、もはや常識ですよね。

日差しが強い春や夏だけでなく、1年を通して日焼け止め効果のある化粧下地やファンデーションで対策をすることが肝心です。
 
紫外線対策同様に大気汚染対策もされていますか?

近年、自動車の排気ガス、たばこの煙など大気汚染によって活性酵素が過剰に発生し肌細胞が酸化してシミやシワなどの肌トラブルを引き起こすと問題視されています。
 
大気汚染から肌を守る高機能コスメでの対策や、抗酸化作用のある食べ物を積極的に摂ることで活性酵素を抑える対策などを心掛けましょう。
 

まとめ

 
ピーリングに頼る前に、まずは角質を溜めない肌作りを心掛けることが第一です。

その上で必要に応じて美肌にプラスになる正しいピーリング方法で角質ケアをしましょう。

この記事は、ライターが収集した情報に基づいて作成されています。効果には個人差がございますので、ご自身の責任でご利用・ご参考ください。

この記事に関連するキーワード

鎌田愛絆美容家

ロサンゼルス在住10年以上のママ&ライター。色々な国を訪れて気に入ったロンドンに2年滞在後、国際結婚し渡米。ナチュラルでハッピーな毎日を送りながら、様々なWebメディアにて美容・健康関連の記事を執筆中!

Recommend

この記事を見た人にオススメ