
自宅で正しくヘアケアを行うと、髪の毛を美しく仕上げることができます。自宅でもできるスペシャルケアの方法を解説していきますので、是非日頃のヘアケアに取りれてみて下さい。普段のヘアケアにこだわりをプラスするだけで比較的簡単に美髪にしていくことができます。
もくじ
美しい髪は正しいダメージ対策から!
髪の毛は正しいダメージ対策を講じることで、艶のある状態にしていくことができます。逆に、何もしていなければ髪の毛はどんどんタメージを溜め込んでいってしまいます。自分でできることから自宅で行っていくと、髪の毛のダメージを最低限に抑えることができるので、是非自宅でできるこだわりにヘアケアを取り入れてみて下さい。
ダメージのほとんどはダメージ対策を講じておくことによって、予防することができるものです。ダメージしてしまったその瞬間に対策を講じてダメージケアをしたり、ダメージしづらいように事前に予防法をしっておくと、髪の毛を傷めることなく健康な状態に仕上げることができます。
少しのこだわりと手間をかけてあげれば、髪の毛は驚くほど綺麗になっていきますので、日頃のケアを怠らないようにして美髪をキープするようにしましょう。
自宅でできるダメージ対策
ここでは、自宅でもできる比較的簡単で取り入れやすい方法を紹介していきます。とは言っても、本来髪の毛に与えるダメージを軽減すれば髪の毛に蓄積するダメージも減らすことができ雨rものなので、普段のヘアケアにプラスして、工夫をしてくると思っているよりも実に簡単に美髪にしていくことが可能です。
何か高いアイテムを使用しなくても、髪の毛に良いとされるヘアケアは沢山あります。自分では知らなかった方法を見つけたら、是非いつものヘアケアに取り入れてみて下さい。
⑴髪の毛を洗う前にはブラッシングを行う
髪の毛を洗う前にしっかりとブラッシングしてあげることで、髪の毛の表面に付いた汚れを効果的に落とし、頭皮に血行も促進することができます。するとしないとでは、とても大きな差があるので、是非一手間かけて頭皮のためにケアをしてあげて下さい。
ブラッシングを行う際には次のことに注意しながら行うようにすると、髪の毛をダメージさせずにケアすることができますので、覚えておいて下さい。
<ブラッシングは毛先から順に行う>
髪の毛は毛先の絡まりを取り除いてから解すように梳かしていくと、簡単に負担をかけずにケアすることができます。根元から直にブラシをあてていきなり梳かしてしまう方法は髪の毛を傷めてしまうだけでなく、頭皮にも負担がかかるので避けるようにしましょう。
髪の毛のダメージは長年蓄積された毛先に収集し、絡まりやすいのも毛先がほとんどです。毛先から丁寧に解いてあげることで、上の方の毛もスムーズに解きやすくなります。毛先、中間、頭頂部の順に溶かしていき、髪の毛がストレートの状態になってから入浴するようにしましょう。
<使用するブラシは動物の毛でできたものを使用する>
髪の毛はたんぱく質でできていますから、同じようにたんぱく質でできた動物の毛のものを使用することで、髪の毛の油分を均等に伸ばしていくことができます。安価なものよりは多少価格は上がりますが、上質な動物性のブラシを使用することで髪の毛に与える負担を軽減することができます。
静電気を引き起こしやすいプラスチック製のものを使用するのではなく、豚毛や馬毛などの適度に油分を含んだ天然毛を使用するようにしましょう。
<目の細かいコームは使用しない>
スタイリング剤などが残っている髪の毛は、どうしても汚れを先に取り除きたくなってしまいますが、こそぎ取るように目の細かいコームを使用すると、髪の毛の表面を摩擦で傷つけてしまいます。髪の毛に負担をかけないように、コームを使用する際には目の粗いものを使用するようにして下さい。
入浴前にブラッシングを行う場合には、その後に洗い流してしまうことが前提になっているので、多少油分が付いていても問題ありません。髪の毛の梳かす行程で髪の毛に摩擦を加えなうように、オイルなどをつけてから梳かすのも髪の毛を美しくために効果的なのでおすすめです。
⑵シャンプー前にオイルパックを行う
シャンプーを行う前にオイルパックを行うことで、頭皮と髪の毛を乾燥やダメージから守ることができます。ブラッシングをする際につけてから、頭皮にも使用できるものであれば、頭皮のマッサージを行うのもおすすめです。個別に行う場合にはこれから説明する方法で試してみて下さい。
オイルパックとはどんなものなのかと、髪の毛にどのような効果をもたらしてくれるのかを解説していきますので、しっかりと理解した上で行うようにして下さい。
<オイルパックとは?>
オイルパックは髪の毛に不足した油分を補給したり、ブラッシングやシャンプーでの摩擦から髪の毛を守る効果が期待できます。やり方自体はとても簡単なので是非日頃のヘアケアに取り入れてみて下さい。基本的には、オイルパックはシャンプーをする前に行います。
オイルパックは乾燥した頭皮と髪の毛に効果があると思われていますが、実はオイリー肌の方にも効果があります。オイリー肌になるのは、油分が足りないとお肌が認識するよう状況が続いていると、油分を必死に補給しようとお肌が皮脂などを過剰に分泌しているのが根本的な原因です。
日頃から頭皮に油分を与えておけば、自然に頭皮のオイリー肌を改善してくことができます。
1日にして改善するものではなく、継続することで効果が期待できるものなので、行う際には継続して定期的な周期で行うようにすると効果が実感しやすくなります。
<オイルパックのやり方>
- 髪の毛に均等にオイルをつけ、頭皮にも馴染ませるようにする。
- マッサージして頭皮と髪の毛全体にオイルを馴染ませ、蒸しタオルを載せておく。
- そのままの状態で10分ほど放置する。
- 蒸しタオルでオイルを拭き取ったあと、シャンプーをする。
<オイルパックにおすすめなオイル>
オイルは何を使用しても良いのですが、特に髪の毛に良いとされているオイルを紹介してきますので、自分にあったオイルを見つけて試してみて下さい。
・ホホバオイル
植物性のオイルの中でも保守力が高いことで知られており、髪の毛の保湿にとても向いています。
ホホバオイルの主成分であるワックスエステルは、人間の皮脂と似た構造をしていることから、お肌や髪の毛に馴染みやすく、柔らかくしっとりとした仕上がりにしながら、髪の毛を保湿してくれます。
髪の毛だけでなく頭皮のケアにも向いているので、オイルパックをする際には是非取り入れて欲しいオイルの一つです。
・椿オイル
古くから日本で愛用されてきたオイルの一つて、椿の種子から抽出された、ヘアケア製品に多く取り入れられているオイル成分です。
髪の毛にツヤと潤いを与えてくれるオイルなので、乾燥が気になる髪の毛には特に向いています。
・オリーブオイル
美容や健康に良いとされている植物性のオイルで、ヘアケアにも向いているとされています。
ヘアケアに使用する際には、食用ではなくエクストラバージンオイルなどの純度の高く酸化しづらいものを使用するようにしましょう。
・スクワランオイル
鮫の肝油から抽出されるオイルで、浸透力がとても高いのが特徴です。
特に肌への浸透力が高く、ターンオーバーを促す効果があるので、髪の毛だけでなく頭皮環境を整えたい時にも向いています。
・アルガンオイル
砂漠地帯で採れるアルガンという植物の種子から抽出したオイルで、肌のバリア機能を維持するために必要なリノール酸を配合しているので、髪の毛にもお肌にも良いとされています。
希少価値が高いため、純度の高いものは高価なものが多いですが、一度使うと病みつきになるもっちりとした質感で、髪の毛や頭皮を潤してくれます。
⑶塩素除去シャワーヘッドを使用する
水道水に含まれている塩素は髪の毛をダメージさせてしまう原因になります。日本では水道から供給される水にカルキと呼ばれる塩素を混ぜて雑菌を殺す殺菌処理をしてまいますので、そのまま使用してしまうと、髪の毛に塩素が触れてしまいます。
一般的に飲み水としても供給されていることから、体に直接的に悪いものでなくても、ダメージを受けたデリケートな状態の髪の毛には負担がかかってしまいます。塩素によるダメージを防ぐために、シャワーヘッドに取り付けるタイプの、塩素除去シャワーヘッドを使用するようにしましょう。ビタミンなどのタブレットを入れて使用するものや、フィルターを交換しながら使用するものなどタイプは様々ですので、自分のライフスタイルに合わせて丁度良いものを選ぶようにしてみて下さい。
⑷タオルドライは優しく丁寧に
髪の毛を乾かす際には優しく丁寧に乾かすようにしましょう。髪の毛は濡れている状態が一番デリケートです。髪の毛にダメージを与えないように髪の毛をタオルで挟みながらゆっくりと髪の毛の水分をふき取るようにすると、髪の毛にかかる負担が軽減されます。
ポンポンと挟みながらふき取るのがコツで、逆にゴシゴシと擦るような動作は避けるようにしましょう。
⑸就寝時は髪をまとめておく
寝ている時も寝相などによって髪の毛に負担がかかことがあります。シーツや布団などに挟まれて摩擦の影響を受けないように、寝る前に髪の毛をあらかじめまとめておくと髪の毛をダメージさせる心配がありません。
ゴムなどで止める時にはきつく結ばずに、できるだけ太めのゴムを選んでゆとりをもたせて結ぶようにしましょう。
⑹外出時以外は毛先を傷めづらい髪型に
外出する際には、周りからの目がありますから、ヘアスタイルもしっかりとスタイリングをして整えておく必要がありますよね。ですが、それ以外の誰からも見られていない自宅にいる時などには、できるだけ髪の毛に負担がかからないような髪型にしておくように心がけておきましょう。そうすることで、髪の毛に無駄に負担をかけたりシャンプーなどで汚れを落とす回数を減らすことができます。
いかにダメージを与えないようにするかが大切
ヘアケアで大切なのは、髪の毛にいかにダメージを与えないようにするかということです。自分では何気なく行っている仕草や習慣が髪の毛を傷める原因になっていることも考えられます。
日頃から自分のヘアケアが髪の毛に優しいものかしっかりと確認してからヘアケアに取り入れてみるようにして下さい。
髪の毛は女性にとって顔と同じくらい大事なパーツです。いつまでも綺麗に保てるように日頃のヘアケアを怠らないように注意しながら生活してみて下さい。
まとめ
自宅で行えるヘアケアを簡単にまとめてみましたが、美容室でも同じようなことが行われています。実際に自宅で行う際に簡単にできるものから紹介しているので、是非今日からできるものをヘアケアに取り入れてみて下さい。何にでも同じことが言えますが、やり始めて習慣にしてしまうのが、継続してできるようになる一番の秘訣です。ちょっと面倒だからといって避けていれば、いつまで経っても美髪への道のりは遠ざかるばかりです。是非、この記事をきっかけに、正しいヘアケアができるように再確認してみるようにして下さい。
この記事は、ライターが収集した情報に基づいて作成されています。効果には個人差がございますので、ご自身の責任でご利用・ご参考ください。
MAYU美容家
国際文化理容美容専門学校を卒業後、都内サロン2店舗を経て独立。 現在は、都内にてヘア・メイクアップアーティスト・着付師として活動。美容歴9年。 誰かの為になるちょっと嬉しい情報を丁寧な切り口で発信していけたら・・という想いで執筆しています。Recommend
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