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つらい乾燥性湿疹を防ぐために!今すぐできる3つの潤い入浴法

お肌の乾燥による赤みやかゆみはつらいですよね。

我慢できずに掻きむしってしまうと、乾燥肌が悪化して水ぶくれや湿疹を発症してしまいます。

今回は乾燥性の湿疹を防ぐために日常的に取り入れたい入浴方法や、その他のシーンで乾燥対策に役立つ保湿ポイントをご紹介します。

乾燥性湿疹の症状について

乾燥が皮膚炎を発症させる

「乾燥性湿疹」とも呼ばれる皮脂欠乏湿疹は、強いかゆみや湿疹が主な症状としてあらわれますが、正常な皮膚の状態から突然湿疹ができるわけではありません。

肌の乾燥を原因とする、「乾燥性皮膚炎」の症状が悪化することによって湿疹が引き起こされるのです。

乾燥性皮膚炎とは、肌の表面にある角質層が乾燥によりはがれ落ち、炎症が起きている状態を指します。

症状としては肌の表面が白く粉を吹いたようになったり、ひび割れやかゆみがあらわれます。

健康な肌のpH値は弱酸性に保たれています。この状態であれば角質層が細菌や紫外線など、外部の刺激や侵入を防ぎ、肌を守ってくれます。

しかし角質層から水分が失われて肌が乾燥するとバリア機能が低下し、pH値がアルカリ性に傾きます。アルカリ性の肌は細菌やウィルス、紫外線などが角質層を潜り抜け、肌の深層部へとはいり込みます。

またこのような状態の肌には細菌が繁殖しやすく、感染症を起こしやすいとされています。

肌のバリア機能が崩れると、衣類のちょっとした摩擦や化粧品の成分など、いつもなら問題のない刺激にも過剰に反応し、かゆみを引き起こします。

これが乾燥性皮膚炎を起こしている肌のコンディション。入浴して体が温まるとかゆみが起こる場合もあります。

皮膚炎が進行して乾燥性湿疹に

最初は肌がカサカサと粉を吹いたようになる乾燥性皮膚炎。かゆみを我慢できずに肌を引っかいたり、入浴時にタオルで肌をゴシゴシと強くこすったりすると、皮膚炎の症状が悪化していきます。

皮膚の表面には細かいひび割れが生じ、炎症が起きて赤みが出ることがあります。また、かゆみも一層強く出てきます。

さらに症状が進行するとかゆみのせいで夜中に目が覚めたり、引っかいた部分の皮膚がジクジクして体液がにじみ出たり、ごわついて硬くなったりします。

皮膚を掻き壊してしまうなどしてさらに症状が悪化すると、睡眠が妨げられるほどの強いかゆみや、水ぶくれなどの湿疹があらわれます。

これが乾燥性湿疹です。

症状の悪化は乾燥した肌に対する刺激によって引き起こされます。肌を引っかくことのほかに、熱いお湯や石鹸や洗剤などが肌に刺激を与える場合も。

家事の際に使用する洗剤が刺激になるケースも多く、男性よりも女性に症状が出ることが多いため、「乾燥性湿疹」は「主婦性湿疹」と呼ばれることもあります。

乾燥性湿疹は症状の見た目も痛々しく、また、症状が悪化しやすいため、早めの対処が必要になります。

乾燥性湿疹の対処法と原因

乾燥性湿疹になってしまった時の対処法

乾燥性湿疹になってしまった場合にはどうしたらよいのでしょうか。

基本的には、皮膚の乾燥を抑えることが重要になります。

乾燥性皮膚炎などの症状が軽い場合にはセルフケアで改善する場合もありますが、乾燥性湿疹にまで悪化してしまった場合には医療機関を受診し、治療を受けることをおすすめします。

皮膚科などの医療機関では、症状に合わせて以下の薬が処方され、保湿による治療が中心となります。

・ステロイド外用薬
ステロイド外用薬には強力な抗炎症作用があります。

強いかゆみが出たり、発症から時間が経過している場合などに、症状の鎮静化を目的として用いられます。

かゆみが続くことで肌を掻きむしるとさらに症状が悪化し、治療が長引くため、治療初期で症状を抑えてしまいます。

・保湿外用薬
医療機関では白色ワセリンやヒルドイドなどの保湿剤が処方されます。

湿疹の症状が軽ければ、お風呂上りに保湿外用薬を塗るだけでかゆみが治まることもあります。
症状が強い場合には、ステロイド外用薬で炎症を抑えながら保湿外用薬を併用することが多くみられます。

・抗ヒスタミン薬(内服薬)
かゆみを抑える飲み薬です。
外用薬だけでは症状が改善しない場合や、強いかゆみで睡眠が妨げられるときに、かゆみを抑える目的で処方される。

体がだるくなったり眠気が出るなどの副作用が出ることがありますが、新しいタイプの抗ヒスタミン薬ではこういった副作用が生じないものもあります。

乾燥性湿疹を引き起こす原因

乾燥性湿疹は肌のバリア機能の低下が原因や乾燥性皮膚炎の悪化によって起こることはご存知の通りです。

肌のバリア機能は角質層の潤い=水分量と大きな関係があります。

角質層の潤いは、皮脂とNMFと呼ばれる天然保湿因子、また角質細胞間脂質という3つの物質のバランスによって保たれています。

乾燥によってこれらのバランスが崩れると、角質細胞間脂質が減少し、角質細胞が剥がれや落ちやすくなります。これにより角質細胞の配列が乱れ、角質層に隙間ができると水分が蒸散していきます。

この状態が肌のバリア機能が失われた状態。外からの刺激や外敵などが肌に入り込みやすくなります。

加えてかゆみを感じる神経線維の数が増え、皮膚の外側に向けて長くのびるため、より刺激に敏感に、かゆみを感じやすくなります。

この状態が長く続くと皮膚が炎症を起こし、乾燥性湿疹に。
ところで、肌の乾燥を引き起こす原因には日常生活の何気ない習慣が関わっていることが多いのです。

・入浴時に熱いお湯に入っている
温度の高いお湯はお肌の皮脂を流し、角質層の潤いを奪ってしまいます。

入浴時に顔や体をゴシゴシ洗う
ナイロンタオルなどの硬い素材のスポンジを使って体を強くこすりながら洗うと、角質を削ることで肌を傷つけ、乾燥の原因となります。

・洗浄力の強い洗浄剤を使っている
洗浄成分が強い石鹸やボディソープを使うと、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまうため潤いが不足しがち。

・湿度の低下
外気の乾燥はもちろん、暖房機やエアコンの使用による室内の乾燥も、肌から水分を奪って乾燥させます。

・洗剤を使用した水仕事を素手で行っている
洗浄力の強い界面活性剤は肌の皮脂を奪うため、乾燥を引き起こします。

乾燥性湿疹を防ぐための入浴方法

乾燥性湿疹を起こさないための入浴ポイント

日常で取り入れることができる乾燥性湿疹予防のポイントは
「潤いを逃がさない」「潤いを与える」「肌に不要な刺激を与えない」
です。

特に乾燥しやすい冬場の入浴で、乾燥を防ぐための方法をご紹介します。

お風呂の温度や入浴する時間

毎日の入浴方法を工夫することで肌の乾燥を防ぐことができます。

熱いお湯は肌の皮脂を奪ってしまうため、乾燥肌が気になりだしたらお風呂のお湯の温度を40度以下のぬるめに設定しましょう。

また、湯船につかっている時間もポイント。長時間の入浴によって皮脂が失われます。ゆっくりお風呂に浸かって一日の疲れを癒したいところですが、肌のコンディションを優先するのであれば長くても15分ほどにしておきましょう。

体の洗い方

一日を過ごした後には汗や汚れをすっきりと洗い流したくなりますよね。

ただし体を洗う時にナイロンタオルや硬い素材でできたスポンジを使用するのは肌を傷つけるのでお勧めしません。

特に肌が乾燥したり肌あれしている場合には、タオルやスポンジを使用せず、素手で洗うのがよいでしょう。

石鹸やボディソープをよく泡立て、素手で肌をなでるように洗います。この時肌をこすらないように注意しましょう。泡を肌に塗りつける感覚で、あくまでも優しく、泡に汚れを吸着させるようにしましょう。

また、汗をかかない季節であれば毎日全身に石鹸を使う必要はありません。脇の下や足の指の間、へその周囲と股の部分だけで充分。あとはシャワーや湯船につかるだけの入浴で済ませても構いません。

ちなみに頭皮に湿疹が出ている場合には、髪の毛を洗う際には爪を立てず、指の腹を使って優しくマッサージするようにしましょう。頭皮をゴシゴシと強く洗うのは厳禁です。

入浴後には必ず保湿を!

お風呂から上がるときのタオルドライにも乾燥を防ぐポイントがあります。

水滴をタオルでふき取る際には、タオルで体をゴシゴシこすってはいけません。
体にタオルを押し付けるようにして水滴を吸い取りましょう。

また、入浴後に乾燥した外気に触れると、10分で肌は乾燥状態に戻ってしまいます。

お風呂から上がったら、肌が乾燥する前に速やかに保湿しましょう。普段使いしているボディ用の保湿ローションやクリームで構いません。

乾燥が気になるときには特に水分を補います。たっぷりと体に化粧水を浸透させてからクリームで油分を補い、水分を肌に閉じ込めましょう。

保湿クリームやローションにはいろいろな保湿成分が含まれたものが出ています。

肌の角質が硬くなっている時には柔化作用のある尿素配合のものを、角質から逃げてしまった潤いを補いたい時にはセラミド配合のものを選ぶのがおすすめです。

日常で取り入れたい乾燥性湿疹の予防法

部屋の湿度を保つ

乾燥性湿疹のかゆみは気温の寒暖や発汗、乾燥などでも強くなるもの。

エアコンや暖房は部屋の空気を乾燥させます。特に暖房で温められた室内は乾燥しているため、肌の水分も蒸散しがち。

部屋の湿度は50~60%に保つのが理想的です。暖房を使用する場合には加湿器もセットで使用するとよいでしょう。

もし加湿器がない場合には、水を入れたボウルを置いておいたり、コップに水を入れておいておくのがおすすめ。

濡れたバスタオルを室内に干しておくのも効果的です。

暖房器具の電気毛布やコタツも、長時間使用すると乾燥するので注意しましょう。

身に着ける肌着の素材

肌がデリケートな状態になっている乾燥肌を乾燥性湿疹に悪化させないためには、身に着ける肌着の素材にもこだわりましょう。

ウールなどの起毛素材やレーヨン、ポリエステルなどの化学繊維の肌着は皮膚から水分を奪ったり、かゆみを引き起こしたりします。

また糊のきいた衣類も肌への刺激になりますのでおすすめしません。衣類はしっかりと洗濯し、洗剤が残らないようすすぎましょう。

肌着におすすめの素材は保湿性に優れた木綿や絹などの天然素材。ガーゼやタオル生地、ネルなどの柔らかい素材もおすすめです。布団やベッドカバーなど、肌に触れることが多いリネン類も天然素材でそろえると安心です。

とはいえ、天然素材ばかりではおしゃれの幅が狭まってしまいます。

ファッション性を楽しむために化学繊維やウールなどを着用する場合には肌に直接触れないように、下に木綿や絹の肌着をつけるようにしましょう。

食生活や生活習慣を整える

食事も体の内側から肌の乾燥を防ぐための秘訣です。

潤いのある美肌のためには肌の代謝を促進するビタミン類をたっぷり摂ることが大切。ビタミンAとビタミンCは特に効果を高めます。加えてビタミンCはコラーゲンの生成を助けたり、シミやシワを防ぐ抗酸化作用にも優れています。

体を温めることは健康には良いことですが、かゆみが出やすくなります。アルコールや香辛料、コーヒーなどは毛細血管を拡張させるためかゆみが強く出ますので摂取に注意しましょう。

また規則正しい生活を送ることも潤い肌へのポイント。睡眠不足や不規則な生活は皮膚のバリア機能を低下させます。

肌に与える刺激を抑える

乾燥した肌は敏感になっていますので、刺激を極力与えないようにしましょう。

特に水仕事に使用する洗剤は刺激が強いので肌の乾燥を進めます。直接肌につけなくても使用できるものに関しては、可能な限りゴム手袋などを着用しましょう。

水を使うと皮脂が流されやすくなりますが、洗剤からのダメージと併せて防ぐことができます。

加えて保湿剤を使用してこまめに水分を補いましょう。保湿剤を選ぶときには肌の炎症やひび割れなど、それぞれの症状に合うものを探すのが大事。

日々のケアに使用するのであれば保湿性の高い尿素やグリセリン、ワセリンなどが含まれた製品がおすすめです。

美肌効果の高い温泉も乾燥防止として利用したいところですが、硫黄入りの温泉や入浴剤は乾燥を悪化させるので控えるようにしましょう。

乾燥肌が乾燥性湿疹に悪化する前に保湿ケアで食い止めましょう

乾燥肌はシワやたるみなど、美容の悩みと直結しますが、進行すると乾燥性湿疹になり、医療機関の受診が必要になります。

日ごろからしっかりと肌を保湿することで、症状が出ても軽い状態で食い止めたいものです。

そのためには肌に必要な皮脂を落としすぎないこと。入浴は清潔を保つのには欠かせませんが、温度の熱いお湯に入ったり洗いすぎは乾燥の元です。

潤いケアにポイントを絞った入浴で、お肌を守ってあげてくださいね。

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