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風邪のつらい咳をケアする6つの方法と夜中の咳対策方法

乾燥する冬には風邪やインフルエンザが蔓延。特に咳の症状はのどの乾燥を悪化させたり睡眠を妨げるつらいものです。

今回は風邪や咳を予防するための方法や、咳を鎮めるのに効果的な食べ物をご紹介。最後に夜中に激しい咳が出るときの対処法もありますので、併せて参考にしてくださいね。

風邪をひくと咳が出る

風邪をひいたときに咳が出る原因

風邪のつらい症状である咳。風邪は、鼻や喉などの「上気道」という部分がウィルスや細菌に感染することで起こります。

風邪の症状は感染したウィルスの種類によって異なりますが、体の中でウィルスや細菌の増殖を防ぐための防御反応として咳やくしゃみ、熱や鼻水などの症状が現れます。
また風邪のウィルスや細菌と戦うために、鼻や喉の粘膜に血液が集められるため、喉の腫れや痛み、鼻づまりなどの症状がおこります。

鼻や喉の粘膜はウィルスや細菌などの外敵から体を守る働きを持っていますが、乾燥すると免疫力が低下して感染を起こしやすくなります。

喉の粘膜が乾燥すると、声を出したり唾液を飲み込むたびに痛みを感じます。乾燥が軽ければ水分補給で回復しますが、症状が進むと咳や痰を伴う発熱が起きたり、悪化すると抗炎症薬や抗生物質を使った治療が必要になったりします。

乾燥と風邪の関係

空気の乾燥と風邪のウィルスに感染することには深いかかわりがあります。

風邪やインフルエンザのウィルスは気温が低く乾燥した「低温乾燥」の環境で活性化します。冬になると気温が下がり乾燥するためウィルスにとっては活動しやすい状態がつくられます。

こういった環境の中では鼻や喉の粘膜も乾燥しやすくなります。体の粘膜が乾燥するとウィルスや細菌に抵抗するための免疫力が低下。

冬はエアコンの効いた屋内と屋外の寒暖差が激しいため、さらに免疫力が落ちやすく、風邪やインフルエンザにかかりやすくなるのです。

咳が持つ役割

ウィルスやほこりなどが体に入り込んだ時や、気道からの分泌液、例えば痰などが出たとき、それらのものを体外へと排出する防衛反応が「咳」です。

咳は外からの異物から肺や気管などの呼吸器を守るための症状。

体に異物が入り込むと、まず咽頭や気管・気管支など、気道粘膜の表面にあるセンサーが反応します。

センサーから脳に送られた刺激が咳中枢へと伝わると、横隔膜や肋間膜など、呼吸を行うときに使う筋肉に指令が送られ、異物を体外へと追い出すために咳が起こります。

また、咳には気道にたまった痰を排出する働きもあります。気道粘膜には繊毛と呼ばれる細かい毛と、粘膜の表面を覆う粘液があり、粘液は粘膜の表面を潤して保護する役割を担っています。

粘液はウィルスやほこりなどの異物が体内に入り込まないようにからめとる働きを持ち、異物をからめとった粘液は痰として体の外に出されます。

乾燥などにより気道に炎症があるときには粘り気の強い痰がでますが、咳反射や繊毛の運動によって対外へと排出されるのです。

風邪や咳を予防するためのケア

うがい

風邪をひいて咳が出るときには喉をケアすることが大事。
うがいの役割は以下の3つです。

① 洗浄
病原体やほこりなどの異物を粘液とともに取り除きます

② 刺激
うがいの刺激によって粘液の分泌が活性化され血行が良くなり、異物を排出する専門運動を助けます。

③ 保湿
鼻や喉の粘膜を水分で潤すことで乾燥を防ぎ、粘膜の働きをサポートします。

外出から戻ったときや人の多い場所に出かけた後には、こまめにうがいをするとよいでしょう。

マスク

ほこりや冷たい空気、またアレルギーの原因物質などを吸い込んだり、口内が乾燥するのを予防することができます。

また、乾燥予防のほかにも、マスクを着用することで他の人の咳からの飛沫感染を防ぐ効果も期待できます。

人の集まる場所や空気の乾燥する秋冬時期に使用するのがおすすめです。

加湿と水分補給

気道の粘膜の乾燥は、細菌やウイルスなどの異物を体外へと追い出す繊毛運動を弱めます。

水やお茶など水分を意識的に摂ったり、部屋を加湿するなどして喉を乾燥から守り、喉風邪や咳を予防しましょう。

掃除

空気の乾燥だけでなく、ほこりやダニの死骸、花粉やペットの毛などがアレルゲンとなって、咳を引き起こす場合もあります。

こまめに掃除機をかけたり水拭きをするなどして、細かいホコリが溜まらないように心がけましょう。

刺激物を避ける

アルコールや香辛料を使った料理、熱すぎる飲み物などは、喉から水分を奪って乾燥させ咳を悪化させる原因となります。また粘膜を傷つけることもありますので、喉の状態がデリケートな時には控えた方がよいでしょう。

また大声で歌うことは呼吸器官や発声器官を活性化させストレスの解消にもなりますが、声を出しすぎると喉を傷め乾燥を加速させますので注意しましょう。

タバコを吸わない

タバコはのどや肺などの呼吸器官に悪影響を及ぼします。

気道に炎症を起こし、咳や痰が慢性的に出る呼吸器疾患のCOPDの原因のほとんどは喫煙による発症です。またタバコの煙が周りにいる人の呼吸器の刺激になり、喉の乾燥や咳の原因となることもあります。

咳やのどの乾燥に良い食べ物・悪い食べ物

咳やのどの乾燥に良い食べ物

この項目では、のどの乾燥を抑えたり、咳を鎮めたりする食べ物をご紹介します。

・大根
大根に含まれる成分の「イソチオシアネート」には炎症を抑える作用があり、咳をするときにおこる気管支や喉の炎症を鎮め、咳の症状を和らげます。
また大根おろしの辛味成分を含んだおろし汁には、痰を出しやすくする「痰きり」作用が。
咳や喉の乾燥だけでなく、風邪予防にも有効です。

・ハチミツ
栄養価が高いことで知られるハチミツは、古くから万能薬として用いられてきました。
ハチミツに含まれる酵素には非常に強力な殺菌効果があるだけでなく、ハチミツの粘り気によって殺菌した喉を保護することもできます。
したがって、ハチミツには乾燥による咳を抑える効果もあります。

・ショウガ
殺菌効果と体を温める効果を持つショウガは、乾燥による咳に対しても効果があります。
ショウガに含まれるジンゲロールは体を温めるほか免疫力を高める作用があり、体が持つ自然治癒力を引き出します。

・ネギ
ネギの緑色の部分には栄養があり、白色の部分には殺菌や抗菌作用のある「ネギオール」という成分が含まれています。咳の原因となる風邪のウィルスや細菌を排除するのに効果的です。
ネギを刻んでおかゆに入れると栄養が摂れるだけでなく喉の乾燥が取れ、咳も和らぎます。

・玉ねぎ
玉ねぎに含まれる「硫化アリル」には、血行を促したり自立神経を調整し、神経の高ぶりを抑える効果があります。
喉が乾燥して咳が続くと神経が高ぶって眠れなくなる場合には、薄くスライスした玉ねぎを枕元に置いておくとよいでしょう。

・梨
90%が水分の梨は、乾燥から引き起こされる咳に効果を発揮。
梨には疲労回復作用を持つ「アスパラギン酸」と、喉の痛みを抑えて咳を鎮める「ソルビトール」という、咳止めに有効な成分が含まれています。
また、風邪の際に体内から失われやすい水分を補給することもできます。

・レンコン
レンコンに含まれる「タンニン」には免疫力を向上させる効果と止血作用によって炎症を鎮める効果があります。
粘膜の乾燥で低下してしまった免疫力を回復したり、炎症による咳の改善させる働きが期待できます。

咳が出るときに控えた方がよい食べ物

咳や乾燥を改善する食べ物がある一方で、食べると咳を悪化させてしまうものもあります。

普段は好んでよく口にしていても、風邪をひいている時には喉の乾燥や咳の症状を加速させてしまうものは控えましょう。

・香辛料を使った料理
辛いものは喉の粘膜に負担をかけ、乾燥を進ませるばかりか、内臓へ強い刺激を与え、咳を誘発してしまいます。

「コショウ」「カレーライス」「唐辛子」などは普段の食事で口にする機会の多い食べ物ですが、咳が出ている時にはなるべく食べないように注意しましょう。

・ウーロン茶
さっぱりした飲み口が好まれるウーロン茶も、喉が乾燥している時に飲むと咳を悪化させてしまいます。

ウーロン茶に含まれるポリフェノールは油を溶かす作用があり、喉の粘膜が乾燥しているときに飲むと、必要な油分まで洗い流してしまいます。
咳が出るときにはただでさえ喉に負担がかかっている状態ですので、ウーロン茶でさらにダメージを与えるのは避けましょう。

・冷たい飲み物・食べ物
風邪をひいて熱があったり喉が痛いときには、冷たくてのど越しの良いものを摂りたくなりがち。
しかしアイスクリームや氷など、冷たいものは喉への刺激が強く、咳を誘発してしまいます。
風邪をひいたときや咳が出るときには、できるだけ常温か温かいものを口にするようにしましょう。

夜中になると咳がひどくなるとき

咳が夜中になるとひどくなる理由

体を休めて体調を回復させようと思っているのに、布団に入って横になると激しい咳が出ることがありますよね。
夜中、寝ているときに咳が悪化するのはなぜなのでしょうか。

・自律神経の影響
自律神経には、交感神経と副交感神経という二種類の神経が存在します。
交感神経は体や脳を興奮させる神経で、特に日中に体を活動的にするために、緊張を高めて興奮状態を作ります。

対して副交感神経は休息したりリラックスしたりするときに働く神経。体力の回復をサポートする働きもありますので、副交感神経が活発になると胃酸の分泌が増えたり腸が動いたりします。

筋肉が緩んでリラックス状態を作り出す副交感神経ですが、同時に気管や気道を狭める働きも持ちます。

夜眠るときには体を休めるために副交感神経が働きます。すると気管や気道が狭くなり、乾燥などの刺激に過敏になるため、咳がひどくなりやすいのです。

・寝る姿勢
仰向けで横たわると、鼻水が喉に流れやすくなります。この鼻水が刺激となって咳が起こる場合も。
また鼻が詰まって口を開いて眠ると、喉が乾燥するため咳が悪化しやすくなります。

・寝具のほこりやダニ
目に見えにくいものではありますが、布団にはダニやダニの死骸、ほこりなど、アレルゲンや咳を引き起こす物質がたくさん。
ベッドメイクをするだけでもほこりが舞い散りますので、咳の原因を吸い込んでしまうことになります。

咳がつらい時の対策方法

夜中に咳が止まらずにつらい時には、以下の方法で対策をしましょう。

・マスクをして横向きに寝る
空気の乾燥や喉の乾燥は咳の原因となります。マスクを着用して寝ることでマスク内の湿度が保たれるので、加湿器を使っているのと同じ効果が期待できます。
また仰向けに寝ると鼻水が喉に流れて咳を誘発しますので、できるだけ横向きになって眠るようにしましょう。

・部屋を加湿する
眠るときにエアコンをつけている時には部屋が乾燥しやすくなります。
エアコンを使う場合には加湿器をセットで使うのがおすすめ。加湿器がない場合にはマスクを着用したり、洗濯物を部屋干しすることで湿度を上げることができます。

・寝具を清潔にする
使用した枕カバーやシーツはこまめに取り換えましょう。
また寝室をこまめに掃除すると、咳をひきおこすアレルギー物質を除去することができます。

・温かい飲み物で水分を補う
風邪をひくと喉が乾燥し、咳が出ます。咳が出ると喉が乾燥します。このような悪循環を繰り返すことで咳も喉の乾燥もどんどん悪化してしまうことに。

咳を止めるためには水分補給が大事です。冷たい飲み物は却って喉を刺激してしまいますので、温かい飲み物を摂るようにしましょう。

ゆっくりと時間をかけて飲むことで、飲み物の蒸気が喉を潤し、咳を鎮めます。
ハチミツが家にあれば、ハチミツを使ったホットドリンクを作るのがおすすめです。
特に殺菌作用のあるハチミツとビタミンCが豊富なレモンを使ったハチミツレモンは風邪の時にぴったり。ショウガをプラスすればより体が温まります。

・はちみつレモンのレシピ

用意するもの
・レモン:1個
・ハチミツ:大さじ2
・お湯:250ml

作り方
① スクイーザなどでレモンの果汁を絞ります
② ハチミツをお湯に溶かします
③ レモンの果汁を②に入れ、好みの味に調節します

咳が長く続いたら医療機関へ

乾燥や咳の対策をしても症状が改善されず、夜中の咳が長期間続くときには速やかに医療機関を受診しましょう。

2週間以上にわたって咳が続く場合や、血痰が出る場合などには呼吸器の病気が隠れている可能性があります。

長引く咳のことを「慢性咳そう」と言い、発症から3週間以内であれば「急性咳そう」、3~8週間であれば「遷延性咳そう」、8週間以上咳が続くものを「慢性咳そう」と呼びます。

急性咳そうではウィルスなどの感染症が疑われますが、咳の期間が長引くほど感染症以外の原因である可能性が大きくなります。早期治療が必要な場合もありますので、慢性化する前に医療機関に相談することをおすすめします。

乾燥を防ぎ水分を補うのが咳を和らげるポイント

鼻や喉の粘膜の免疫力が低下することでウィルスや細菌に感染してしまうのが、風邪やインフルエンザの原因です。

空気が乾燥しやすい季節にはこうした体調不良を起こしやすく、特に咳は症状の中でも長引きやすくつらいものです。

咳の症状を改善するために大事なのは保湿や水分補給。うがいやマスクなど喉の潤いケアや食べ物から栄養を補ってつらい咳を和らげましょう。

また夜中の咳のつらさもちょっとした対策で効果が期待できます。ただしあまり長期間咳が続くときには病院を受診することを忘れずに。

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