
透明感のある肌になるためには、規則正しい生活が大前提です。腸内環境を整え、血行を良くすることで、あこがれの透明肌を再現することができるようになります。
お化粧で透明感のあるお肌になることも可能ですが、お化粧ののりをよくしてよりきれいな透明肌になるためには、生活習慣を改善することが何より重要です。簡単にできる生活習慣の見直しから透明肌におすすめなフェイスパウダーまで幅広く解説します。
もくじ
あこがれの芸能人のような透明感のある肌になるには?
テレビやドラマに出てきて素敵な恋愛をしていたり、トーク番組で大活躍している女優さんのような透明感あるきれいな肌の人に憧れたことはありませんか?
透明感があってきれいな肌になることは、日々の小さな積み重ねが一番重要です。美の基礎であるあなたの素肌に透明感が出てくれば、お化粧で整えてもより一層、肌に透明感のある人になれるでしょう。
透明感のある肌を目指せる日々の生活習慣や、メイク方法についてご紹介します。
肌のくすみは食事で改善
透明感のある肌を持つ人に憧れていても、くすみがあってなかなか近付けないという人は、食事を改善するとよいでしょう。
あなたの肌は食べたものでできています。そのため、あなたの源ともいえる食を改善することで、肌のくすみの改善が期待できるのです。くすみ改善効果が期待できる食べ物を取り入れ、自分の肌の状態を透明感のある肌へ導きましょう。
タンパク質不足はくすみの原因
私たちの髪の毛や爪、筋肉などは全てタンパク質からできています。そのため、タンパク質が不足すると肌にも影響が出て、くすみの原因になったり肌の透明感が失われる原因となる場合があります。
肌に透明感がある人に憧れているけれど、くすみが多くてなかなか透明感のある肌に近づけない、と悩んでいるあなたは、もしかするとタンパク質が不足しているのかもしれません。
そして、タンパク質は美肌には欠かせないコラーゲンをあなたの体内で生成する元となる栄養素でもあります。透明感のある肌になれるよう、肉や魚、豆類や旬の野菜などでタンパク質を補う意識を持つとくすみも改善していくことでしょう。
豆乳で女性ホルモンを補おう
透明感のあるきれいな肌に憧れる人には、女性ホルモンを補う食品を取るのがおすすめです。
女性ホルモンとは、「エストロゲン」が本来の名前で素肌をきれいに保つ働きをしてくれるホルモンです。エストロゲンは、くすみ改善に役立つのはもちろん、女性が本来持ち合わせている肌の美しさやハリを取り戻すのにも効果的なホルモンなのです。
大豆にはエストロゲンと同じ働きをするイソフラボンが含まれています。
手軽にイソフラボンを取る方法は、豆乳がおすすめです。
豆乳を飲んでイソフラボンを補給すれば、肌のトーンも明るくなりくすみ改善が期待できるでしょう。
旬の生野菜でおいしくくすみを撃退
旬の野菜は、美肌に憧れる人ならば外せない、体温調節をしてくれる働きがあります。
肌のくすみは低体温が原因で起こることもあり、そのため、旬の野菜で体温を調節することにより、くすみ改善が期待できます。
ゆっくりと生野菜から食べることによって急激な血糖値の上昇を抑えられ、それが肌の糖化防止に役立つのです。
急激な血糖値の上昇は、肌の糖化という現象の原因になることがあり、糖化はくすみの原因の1つと言われています。そのため、生野菜を意識的に食べることで、体温を調節しながらくすみを防止する効果が期待できるのです。
腸内環境を整えてくすみを改善
腸内環境を整えることは、透明感のある肌を目指す上で重要な要素となります。
腸内環境を整えるためには、腸内の善玉菌を増やし悪玉菌を減らすことです。そのためには、ストレスを減らし健康的な暮らしをすることが鍵となります。
リラックスできて、くすみにも効果が期待できる腸内環境の整え方を3つご紹介します。
便秘は透明肌の大敵
腸内に老廃物がたまり、排出されない状態が長く続くのがいわゆる便秘です。
腸内に老廃物がたまると腸内の悪玉菌が増えてしまい、腸内環境が悪くなります。
それは、肌にも顕著に影響し、肌のターンオーバーの乱れの原因となり、肌のくすみの原因にもなります。
便秘は美容の対極にあるものなので、はやめに対処しましょう。
便秘解消におすすめの方法は、発酵食品などの乳酸菌を取ることです。
ぬか漬けやヨーグルトなどを食生活に積極的に取り入れることで、腸内の善玉菌が増えて便秘解消の助けとなります。
ストレスが腸内環境をだめにする
腸内環境悪化の大きな原因として過度なストレスが挙げられます。
腸と脳は密接に関わっていて、働き過ぎなどでストレスがたまると腸内に悪玉菌が増えてくすみの原因となる可能性があります。
そのため、透明感のある肌に憧れる人は自分をリラックスさせるとっておきの方法を用意しておくことをおすすめします。
アロマをたいたり音楽を聴くなど、少しのことで良いので気分転換のアイデアを持つようにしましょう。
適度な運動で肌を活性化させる
適度な運動で血流がよくなると体の隅々まで栄養素が行き渡るので、肌のターンオーバーが促進され、肌が活性化し、くすみ改善が期待できるのです。
さらに、血流がよくなるとリラックス効果を得られる副交感神経が働き、結果として透明感のある肌の大敵である便秘解消につながることがあります。
副交感神経は排便に深く関わっていて、ストレスの元である交感神経が高ぶった状態が続くと、便秘になるのです。
軽い運動でも上記の効果は期待できるので、お金をかけずに透明感のある肌になりたいと考えている人は気軽に挑戦してみましょう。
睡眠不足は透明肌の大敵
睡眠不足は透明肌になりたい人には大敵です。
睡眠不足はストレスがたまりますし、透明肌の人の特長でもある血流の良さにも悪影響を及ぼします。
規則正しい生活をしてしっかり睡眠を取ることで、透明感のある肌に近づく可能性が高まります。
血行不良になりくすみを引き起こす
睡眠不足になると目の下にクマができますが、その原因は血行不良によるものです。
目の下のクマは、くすみではありませんが、クマと同じく睡眠不足のため血行不良になると、くすみが引き起こされる場合があるのです。
血流が悪くなると、肌のターンオーバーの乱れが起こり肌の生まれ変わりが滞って結果としてくすみの原因になることがあります。
血行が悪くなることは、美容のみならず健康面でもよくないことなので睡眠をしっかり取って健康的で美しい透明肌を目指しましょう。
睡眠不足はメラニン色素を増やしくすみの原因に
睡眠不足が原因で、肌にメラニン色素がたまりくすみの原因になることもあります。
人間が活動している昼間は、メラニン色素が生成される原因となる紫外線などの刺激をたくさん受けることとなります。
睡眠時間をしっかり取り、生活リズムが崩れていない人は肌のターンオーバーが正常なので生成されたメラニン色素は角質とともに剥がれ落ちますが、睡眠不足が続くとメラニンをため込み、くすみの原因となることがあるのです。
睡眠不足はくすみの原因になるだけではなく、透明肌になりたい人の大敵であるストレスの原因にもなりますので、睡眠時間はしっかり取るようにすることが望ましいです。
朝は日光を浴びる規則正しい生活を
起床したあとに、日光を浴びるとセロトニンが分泌されます。
この脳内物質であるセロトニンが、朝の目覚めをすっきりしたものにして睡眠リズムを整えるのに役立ちます。
カーテンを開けて15分ほど日光を浴びることがこの効果を得るためのおすすめの方法です。
通勤通学のときに、明るい日が差しているところを歩くのも良いでしょう。
生活リズムを整えるだけではなく、日光を浴びるとくすみ改善が期待できるビタミンDが体内で生成されるので、くすみに悩んで透明肌になりたい人には日光を浴びる方法も試してみるとよいでしょう。
白湯でくすみ知らずの美肌に
白湯は、沸騰させたお湯を50度~60度に冷まして飲むお湯のことです。
くすみの原因の1つとして挙げられる低体温改善が期待できるほか、胃腸の調子を整えたり、血行を良くしてくれる効果もあり、これらもくすみ改善に結び付くことがあります。
白湯で胃腸の調子を整えて
白湯は温かいお湯なので、胃腸を温めてくれます。胃腸が温まると内臓の動きが活発になり、基礎代謝が上がります。
そして、便がほぐれやすくなって便秘改善にも役立つのです。胃腸の調子が整い体が温まると、代謝が上がり老廃物が排出されやすくなります。
老廃物を体にためると、肌にくすみがでますので透明肌になりたい人には白湯を飲んで体を温めることをおすすめします。
白湯で血行を整えよう
冷えは血行不良を引き起こし、くすみの原因となります。
白湯を飲むことによって、体が温まり血行が良くなると肌のターンオーバーが促され、くすみも改善が期待できます。
朝は特に体が冷えているので、そのときに温かい白湯を飲むと体を温めてくれますのでおきてすぐのタイミングで飲むのもおすすめです。
水分が増えればお肌がぷるぷる
冷たいお水よりも白湯は体に負担をかけない温度です。
くすみは肌の乾燥が原因で起こることもあるので、体の内側から水分を補給すると改善される場合もあります。
白湯は、1日コップ1杯~2杯程度を目安に飲みましょう。
体調を整えたら化粧品でよりきれいに
透明感のある肌になりたい人は、まず第一に自分の肌を整えることや体調を整えることから始めた方が良いでしょう。
体調を整えて肌のくすみを改善したり、トーンが明るくなってきたら、透明感のある肌になれるメイクをしてより一層、美を極めましょう。
ラメの入ったパウダーでくすみをカバー
透明感のある肌の人は、肌のトーンが明るいのが特長です。
ホワイトラメの入ったパウダーを使うことで、肌のくすみをカバーし明るい肌に仕上げることができます。
フェイスパウダーはハイライトにも使えますし、ベースメイクの仕上げに使うこともできますので、透明感のある肌に憧れる人は1つ購入しておくと良いでしょう。
くすみをカバーしたいならパープルの下地を
透明感のある肌には、くすみなど欲しくはないでしょう。
体調管理をしたけれど、どうしてもくすみを消すことができなかったというあなたにおすすめなのが、パープルの下地です。
パープル系の下地は日本人の黄色い肌のトーンを上げてくれる効果も期待できますので、くすみをカバーしたい場合、肌をもっと明るく見せて肌に透明感のある人になりたい場合はおすすめです。
化粧水のうるおいが透明感ある肌へ導く
透明感のある肌は、とにかく潤いが鍵となります。そのため、化粧水でうるおいを補充すると透明感のある肌に一歩近づける可能性が高くなります。
化粧水を手に取って、優しく肌に押し込みましょう。
顔全体になじませる途中で手のひらの化粧水が乾いてしまったら、継ぎ足してしっかり最後まで馴染ませてください。
透明感のある肌になるには、触ると吸い付いて、なめらかな見た目になることがポイントです。
そのためには、水分を化粧水で補充することをおすすめします。
まとめ
透明感のある肌になるためには、肌全体のトーンが明るいことやくすみのない肌であることが求められます。
肌の不調は、食事を改善したり睡眠時間をしっかり取り、運動を適度にするなど生活習慣を整えることによって改善していける見込みがあります。
これらの土台が整ってからメイクをするとさらに透明感のある肌になることができます。メイクも全体的に肌のトーンが明るくなるようなアイテムをそろえれば、あなたのあこがれの芸能人のようなきれいな肌で生き生きと暮らせることでしょう。
この記事は、ライターが収集した情報に基づいて作成されています。効果には個人差がございますので、ご自身の責任でご利用・ご参考ください。
ミレイ美容家
1993年生まれで、Webライターとしてお仕事をしています。オーガニック系のブランドの商品を使うと肌の状態が良くなったことから、化粧品に興味を持ち、いろいろとリサーチするようになりました。趣味は音楽鑑賞です。たくさんある美容の情報の中から、おすすめのものをご紹介します。よろしくお願いします。Recommend
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