
専用のクレンジング剤が出ていたりしますので、角質イコール顔や鼻などといったイメージがありますが、顔以外の体のパーツも角質がたまりやすい場所があります。そこを意識しないと、ふとしたときに老けて見えてしまうこともあるのです。体の部位別の角質ケア法と角質をたまりにくくする予防法などについてまとめました。
もくじ
透明感のあるつる肌に!からだ全体の角質を徹底ケア!
顔やかかとの角質ケアは意識して行う人が多い傾向にありますが、膝や肘など普段から自分であまり意識しない体の部位もケアをしないと、ごわごわしてくすみなどが出てくることがあります。
顔の角質ケアは、多くの人が意識する部分なのでケア方法がたくさんあったり、ケアに必要なアイテムも豊富です。しかし、顔以外の角質のケア方法を知っておくと、顔だけではなく肌全体がきれいな素肌美人に近づけるかもしれません。
顔や鼻はもちろん、膝や肘の角質ケアの方法を知って、より素肌が美しい女性を目指しましょう。
古い角質とさよならして透明感のある肌へ!顔の角質徹底ケア法!
体全体のお手入れ方法を知る前に、まずはその人の第一印象を決める顔の角質ケア方法のおさらいからです。
角質を上手にケアすることで、肌トラブルがなるべく起こりづらい状態を維持し続けきれいな肌を目指しましょう。
古い角質を上手に排出させるようにケアしていくことが大きなポイントの1つなのです。
古い角質はさまざまな肌トラブルの原因に?
古い角質が肌にとどまり続けると、肌トラブルを引き起こす原因の1つになる場合があります。古い角質はシミやくすみの原因となったり、毛穴の詰まりを起こして、その影響でニキビができてしまう恐れも。
角質は、顔にたまり続けると角栓になります。そうなってしまった場合、角栓による顔のポツポツが出現したり、毛穴が角栓の重さで下がりたるみの原因になるなど、お化粧のノリにも影響してしまうかもしれないのです。
角質は本来、肌を紫外線などの外的刺激から守るものなので、過剰に落とすことはおすすめできません。しかし、肌にためすぎてもさまざまな肌トラブルの要因となりかねない存在なのです。
やっかいな角質が肌にたまる理由は?
肌に角質がたまり続けると肌トラブルなどを引き起こす要因となる場合もありますが、肌の状態が良ければ古くなった角質は自然に落ちて肌表面にとどまることはあまりありません。
しかし、生活習慣の乱れで肌のターンオーバーが乱れていると、古い角質が肌表面にとどまる期間が長くなることもあるのです。
古い角質が肌にたまり始めると、日々使っているファンデーションなどと絡んでより肌の表面にとどまり続けることも。
しつこく肌にとどまり続ける角質は、やがて角質の塊である角栓となり簡単な角質ケアでは取り除くことが難しい状態になってしまう恐れがあります。
そうなる前に日々意識して角質ケアを怠らないことが、角質ケアの重要なポイントです。
古い角質を落としつる肌になる3つの方法
角質ケアは日々のちょっとした工夫の積み重ねがポイントになります。そのため、洗顔、保湿、食事の3つの項目を重視し、日常生活から角質ケアを心掛けましょう。
角質ケアを意識した洗顔のポイントは、肌に負担を掛けない洗顔方法です。
洗顔ネットで濃密な泡を作ったあとに、優しく洗います。ぬるま湯ですすぎ残しがないようにすすいで、タオルで優しく押すように水分を拭き取ります。
洗顔は全行程において、肌に摩擦が掛からないように意識した、優しい洗顔を心掛けましょう。
洗顔が終わったら、次は保湿をしましょう。保湿を怠ると乾燥が肌表面の角質を盛り上げ、くすみやごわつきを引き起こすことがあります。
保湿は洗顔後すぐに化粧水を付けクリームでふたをし、肌のうるおいを保ちましょう。
特に肌の乾燥がひどいと感じる場合は、水分を肌の内側に閉じ込めるセラミド配合の保湿液がおすすめです。
古い角質の排出を促すビタミンBを含んだ食事をすることもおすすめのケア方法です。うなぎやレバーなどに含まれている栄養素なので、いつもの献立にプラスしてみるのもよさそうです。
鼻の角質ケアでてかり鼻や苺鼻ともお別れ!
顔の角質ケアは大切ですが、その中でも鼻は苺鼻やてかり鼻など、角質が原因の悩みが多い部分です。
鼻はもともと角質がたまりやすい部分と言われています。適切な洗顔や保湿だけではなく、睡眠時間などの生活習慣を整えて内側から徐々に和らげていくことが大切です。
理想的なケア方法を知って、苺鼻やてかり鼻を未然に防ぎ、きれいなつるすべ肌を目指しましょう。
鼻はもともと角質がたまりやすい部分
鼻は紫外線などから日常的に受ける刺激が大きかったり、洗顔では落としきれない汚れがたまり角質が増える原因になったりと、角質ができやすい部分になります。
鼻の角質ケアも、顔と同じようなケア方法で苺鼻やてかり鼻を和らげることができます。しかし、もともと角質がたまりやすい場所なので、間違ったケアをすると苺鼻やてかり鼻が加重されてしまうこともあります。
そうならないように、理想的なケア方法を知ってしっかり対処しましょう。
パックや理想的な洗顔方法で角質ケアをしよう
洗浄力が強すぎる洗顔料を使うと肌に刺激を与えてしまい、角質が一時的に取れたとしても、刺激から守ろうとして角質がより厚くなってしまう場合があります。
そのため、天然素材のものを選ぶなど低刺激な洗顔料を使用し、肌への摩擦を抑えるためにしっかりと泡立てて優しく洗顔しましょう。
常に清潔に保つことが、苺鼻などの鼻の角質トラブルを軽減する重要なポイントなのです。
保湿や睡眠時間の確保が予防につながる
理想的な洗顔方法で洗顔をしたら、次は保湿をしましょう。
肌が乾燥すると、乾燥から肌を守ろうとして角質が厚くなり、角質トラブルの原因になってしまう恐れがあります。
角質を保湿することで肌のターンオーバーを促し、角質が肌にとどまることを未然に防ぐ働きが期待できるのです。
積極的に保湿ケアをして、鼻の角質トラブルの原因予防を心掛けましょう。
意外と見られている膝のごわごわも角質のしわざ?
夏に限らず、秋なども温かい日は膝を出した洋服を着ることはありますよね。ふと自分の膝を見てみると、ごわごわしていたりかさかさしていて、黒ずんでいる状態だった、なんてことはありませんか?それは、角質ケアが必要なサインかもしれません。
正面を向いて歩いていると、普段はあまり気にならない膝ですが人目に付く部分であることに変わりはありません。しっかりケアをして肌つやの良い膝にすることで、膝出しファッションも積極的に楽しみましょう。
膝はもともと角質がたまりやすい部位ですが、ケアは気軽にできる簡単な方法がありますので、この項目でご紹介します。
膝は乾燥しやすく角質もたまりやすい?
膝は皮膚が厚く、角質層も厚いためターンオーバーが遅れやすい部分で、古くなった角質がとどまり続けることもあります。
それらが結果として、ごわごわ膝や黒ずみ膝の原因になってしまうこともあるのです。
膝は普段、顔などに比べて意識しないことが多い部位ですが、しっかりケアしておかないと角質がたまり続けてしまいます。その結果、黒ずみなどを引き起こす恐れもあるので、ケアの方法を学んでおきましょう。
膝の角質ケアはマッサージがおすすめ!
かかとの角質ケアなどでたびたび登場する重曹ですが、膝の角質ケアにも使うことができます。
重曹大さじ1杯と水小さじ1杯を混ぜてペーストを作ります。(分量は一回の目安)
角質がたまって黒くなった部分に優しく馴染ませるようにペーストを置いて、手のひらで円を描くようにマッサージをします。すると、膝にたまった角質が少しずつ落ちやすくなるのです。
潤いを保つのが難しい肘も角質ケアをしたほうが良い
膝同様、肘も角質がたまりやすい部分になります。肘はほかの体の部分に比べて皮脂が出にくいため、乾燥しやすく、さらには刺激を受けやすいので、肌を守るために角質が分厚くなりやすい部分でもあります。
肘は普段自分で目にすることが少ない部分ですが、人目には付きやすいので、しっかりケアしてつるつるな関節美人を目指しましょう。
肘の肌は薄いため、意外と角質化しやすい部分
肘の皮膚は骨の近くにある影響からとても薄いのが特徴です。にも関わらず、外部からの刺激を受けやすい傾向にあります。頬杖を付いたり、デスクワークで肘を置いて作業をしたりなど、知らず知らずのうちに肘に重みを掛けている日常生活を送っている場合があるのです。
さらには、肌のうるおいを保つバリアの役割をする皮脂の分泌がほかの部分よりも少ないということもあり、角質がとどまってしまう肌の状態になりやすい特徴があります。
対策方法を知って、肘の角質をきれいに保つ方法を実践しましょう
まずは角質を取り除くケアを
角質は肌トラブルを招いてしまうことがあるのでしっかりとケアすることが大切ですが、角質は取り過ぎると肌のバリア機能が低下してしまう恐れがあるので、優しく除去することがポイントです。
お風呂に入り、肘の角質を柔らかくします。その後ボディスクラブなどでマッサージしながら、角質を優しく除去しましょう。
肌を傷つけないように意識しながら厚くなった角質を除去することで、きれいな肘を維持することにつながります。
取り除いたら必ず保湿してうるおいを保とう
厚くなった角質を取り除いたら、しっかりと保湿をしましょう。角質を取り除いたままだと乾燥してしまい、さらに角質層を厚くしてしまう恐れがあるので、角質ケアの仕上げに保湿を忘れないようにしましょう。
保湿性の高い化粧水やクリームをしっかりと塗って、肌の表面が乾燥しないように気を付けてください。
生活の見直しで角質がたまりづらい肘へ
せっかく角質除去や保湿を意識していても、生活の中で肘をついたり頬杖を付いたりするくせがある場合は要注意です。
肘に角質がたまる原因の1つに、刺激によって角質が生まれるというものがあります。肘をついたり頬杖をつくのがくせになってしまっている人は、肘の素肌を守るためにも、肘に刺激を与えてしまわないように心掛けましょう。
まとめ
角質ケアの基本は優しく洗うこと、しっかりと保湿をすること、そして角質を除去しすぎないことです。角質は、肌にとどまり続けていないものであれば、肌を守ってくれる大切な役割を果たします。
角質を取り過ぎると肌のバリア機能が低下してしまう恐れがあるので、角質の入れ替わりを助けるような気持ちで優しくケアを行いましょう。
この記事は、ライターが収集した情報に基づいて作成されています。効果には個人差がございますので、ご自身の責任でご利用・ご参考ください。
ミレイ美容家
1993年生まれで、Webライターとしてお仕事をしています。オーガニック系のブランドの商品を使うと肌の状態が良くなったことから、化粧品に興味を持ち、いろいろとリサーチするようになりました。趣味は音楽鑑賞です。たくさんある美容の情報の中から、おすすめのものをご紹介します。よろしくお願いします。Recommend
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