すべて トラネキサム酸 美白成分トラネキサム酸のメカニズム!美しい肌に大切な働きとは?
トラネキサム酸

美白成分トラネキサム酸のメカニズム!美しい肌に大切な働きとは?

「美肌になりたい」「シミを薄くしたい」と思っていても、どのようにケアすべきか分からずに悩んでいる人も多いのでは?
例えば、くすみがちな肌を明るくトーンアップしたいのなら「トラネキサム酸」がおすすめです。

ここでは美白成分として有名なトラネキサム酸について、シミに働くメカニズムなども含めて説明します。

紫外線ダメージに!美白成分トラネキサム酸の働き

海岸
そもそもトラネキサム酸とは、というお話になりますが、トラネキサム酸は肌のダメージをケアする働きが期待でき、肌トラブルの対策などに好まれている成分です。
2002年には厚生労働省から美白に働きかける成分として認可され、多くの美白化粧水や美白美容液などに配合されるようになりました。

トラネキサム酸の働きでまず注目したいのが、紫外線によるダメージをケアすることです。
紫外線は肌にダメージを与え、肌が衰える原因としても紫外線A波(UVA)と紫外線B波(UVB)が懸念されています。

紫外線B波は波長が短いけれどエネルギーが強く、サンバーン※1やサンタン※2などの肌トラブルの原因に繋がると考えられています。
一方で紫外線A波は波長が長く、エネルギーはあまり強くないものの、雲や窓ガラスを通過して表皮だけでなく肌の真皮まで届きシミやたるみの原因となることも。

トラネキサム酸には、このような紫外線が肌へ与えたダメージを鎮める働きがあるとして注目されています。

※1 サンバーン:紫外線に当たった数時間後から見られる肌が赤くなるなどの肌トラブル。
※2 サンタン:紫外線の影響で色素沈着などにより肌が黒くなる肌トラブル。

トラネキサム酸の構造

トラネキサム酸は人工的に合成して作られたアミノ酸の一種です。
タンパク質を構成する必須アミノ酸のひとつであるリシンが元になっており、水に溶けやすい性質を持っています。
リシンは豆類に多く含まれていますが、体内で合成できないことや主食である穀類にはあまり含まれていないため、必須アミノ酸の中でも不足しがちな栄養素と言われています。

肌を白く保つトラネキサム酸の働き

トラネキサム酸には肌のトラブルや紫外線ダメージのリスクを抑え、肌をトーンアップする働きがあると言われています。
これはシミの原因となるメラニン色素の生成を抑え、紫外線による肌のダメージをケアするという特徴が関わっているためです。

紫外線が気になる時や、日常のシミ対策として、トラネキサム酸を配合したスキンケアアイテムは望ましいといえるでしょう。

トラネキサム酸がメラニン生成を抑えるメカニズム

日焼け

肌は外側から順に表皮、真皮、皮下組織からなる三層構造をしています。
そのうちのひとつ表皮にあるケラチノサイト(表皮細胞)に紫外線などの刺激が伝わると、メラノサイト(色素細胞)を活性化させる働きがある酵素の一種が産出されます。

酵素から指令を受けたメラノサイトは、メラニン生成酵素であるチロシナーゼの働きにより、メラノサイトの中にあるアミノ酸の一種が徐々に変化し、メラニンに変わるのです。

メラニンは本来、紫外線を始めとする様々な刺激から肌を守る役割をもち、メラニンを作り出す機能は肌を健やかに保つために無くてはならないものです。
しかし過剰に作られたメラニンは、肌に滞留する事で色素が沈着するのでシミになる恐れがあります。

トラネキサム酸はメラノサイトの活性化を防ぐ働きがあるため、毎日のスキンケアに取り入れることでシミを薄くする働きが期待できるのです。

悩み別!トラネキサム酸が肌にもたらすメリット

美しい肌
トラネキサム酸には肌のトーンアップダメージをケアして赤みを抑える働きがあります。

しかしトラネキサム酸が肌にもたらすメリットは、それだけではありません。
トラネキサム酸が肌の悩みにどのようなメリットをもたらすのか解説しましょう。

シミ

トラネキサム酸はメラニンの生成を抑える役割を担っています。
そもそもシミのある部分は紫外線が当たっていない時でも常にメラノサイトが活性化され、メラニンを作り続けていると言われています。

ターンオーバーが適切に行われていればシミは薄くなっていくはずですが、シミの部分は慢性的にシミを作りやすい状態になっているために残ってしまうのです。

トラネキサム酸はシミになるのを防ぐ働きだけでなく、できてしまったシミのケアにも役立ちます。

くすみ

トラネキサム酸はくすみ対策にも活躍します。
くすみは乾燥や紫外線が原因で起こると考えられ、くすみ対策には肌のターンオーバーを整えて保湿をしっかり行うことが大切だと言われています。

しかし紫外線によるくすみには、メラニンの生成を抑えるケアも併せて行うことが必要です。
顔全体が黒ずんで見え、薄いシミが広がっている場合は、紫外線によるくすみを疑いましょう。
トラネキサム酸を使ったケアを取り入れると、毎日のお手入れで少しずつメラニンに働きかけ、くすみをケアする働きが期待できます。

毛穴

肌トラブルとして毛穴の悩みを挙げる人も多いですが、トラネキサム酸は毛穴対策にもおすすめです。

まず毛穴対策には適切なケアを行うことが大切です。
毛穴が目立つ原因のひとつとして黒ずみがありますが、この黒ずみはメラノサイトによって生成されたメラニンと、酸化した皮脂によって起こる傾向にあります。
そのため毛穴の黒ずみを目立たなくするためにも、メラニンの生成を抑える働きがあるトラネキサム酸を使ったケアが役立ちます。

また赤みによって毛穴が目立っている場合も、トラネキサム酸の持つ赤みを抑える働きで、目立たなくする働きが期待できるのです。

まとめ

トラネキサム酸は様々な肌トラブルに役立つ美容成分です。
メラニンの生成を抑える働きで美肌に導くだけでなく、くすみや気になる毛穴のケアとしても重要な役割を担っています。
紫外線ダメージで肌のハリや潤い不足が気になる人や、明るい肌を手に入れたい人は、日頃のケアとしてトラネキサム酸を使ったお手入れを取り入れてみてくださいね。

この記事は、ライターが収集した情報に基づいて作成されています。効果には個人差がございますので、ご自身の責任でご利用・ご参考ください。

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高澤志保美容家

30代前半から美容ブロガー&美容モニター&モニターモデルとして活躍。試した商品は数百点を超える美容マニア。数々の大手美容&医療サイトの専属美容ライターとして活躍中。ヨガインストラクター、リンパケアセラピスト、アロマテラピスト、秘書士などの資格保持者。いますぐ試したくなるとっておきの美容情報をご紹介します。

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