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手応えが感じられる口元のケアでしわが出来にくい肌へと導く

老化で顔にしわが出来るのは、誰にでも訪れる自然な現象です。中でも口元は、口周りとして捉えると顔全体の約1/3を占め、皮膚のたるみが目立ちやすく、縦じわと横じわの双方があらわれやすくなります。

実際にくっきりと刻まれたほうれい線は、多くの女性を悩ませているのが現実ですよね。そこで口元にしわが出来る原因を理解し、早めの対策で悩みを少しでも軽くしていきましょう。

口元のしわは若々しい筋肉が必須

口元にしわが出来る主な原因は、避けることのできない加齢による肌の老化現象です。しかし、世の中には同い年でも実年齢よりも若々しい人とそうでない人の2パターンがあり、その差は体内の組織が若々しく元気であるかが鍵となっています。美容も同様で、見た目に身体の健やかさが反映されることは、皆さんもお気づきのことでしょう。

以上のことから、顔の表面に与える化粧品が高価で高機能成分であっても、丈夫な体の組織が備わっていなければ効果は半減しても仕方ありません。
 
では、何から始めればいいのか。せっかくケアをしてもその成果を実感出来なければ、辞めてしまうのではないでしょうか。
そこで手応えのある口元のしわケアを探ると、いかに筋肉を鍛えることが大事かということに辿り着きます。
 
テレビや雑誌などで取り上げられる表情筋運動は、人前ではとても出来るような顔ではないのと、効果が期待出来ないのではと実践しない人が多いようですが、

実際に続けている人の肌はハリがあり、血色の良い明るい肌をしている印象を受けます。何はともあれ、正しい方法を取り入れた人勝ち!
表情筋エクササイズや、顔ヨガなどを取り入れる前に、顔の構造や特徴を把握しておきましょう。

表情のクセ

額や口元に出来るしわは、表情による折りグセが主な原因です。肌に水分やセラミドなどの保湿成分が満たされ、コラーゲンやエラスチンがしっかり整って機能していれば、

ハリとみずみずしさが続く肌が維持されます。このような理想の肌状態であれば、同じ表情を繰り返してしわが出来ても、表情が戻ればしわも消えます。しかし年齢とともに肌に大事な成分が減少し、その働きが弱くなると戻りにくくなり、しわがくっきりと跡になってしまうのです。

だからと言ってほうれい線を気にして、笑わずにいるのは逆効果。

表情筋を動かさずにいると、筋肉の低下からたるみを招き、しわを増やすことにもつながります。

筋肉の衰え

顔にはいくつかの筋肉があり、その動きによって様々な表情を作り出しています。体の筋肉と同じように、顔の筋肉となる表情筋も使う機会が少なければ衰えます。筋力の低下がたるみにつながり、皮下脂肪などの組織を支えきれなくなると、結果、しわとなってしまうのです。
 
口周りには口輪筋と呼ばれる表情筋があり、しゃべる、歌う、食べるなどの動きに重要な働きをしています。よく動く分、肌表面も内部も保湿が充実していなければ、乾燥を招いてしわが寄りやすくなります。スキンケアがしっかり出来ていることを前提に、次を取り入れてみましょう。

いよいよ口元エクササイズ


しわ対策にとって重要になるのが、普段意識して使わない表情筋を、しっかり動かしてほぐしてあげることです。それが筋力の低下を防ぎ、生き生きとした肌へと導きます。

〈口輪筋のエクササイズ1〉

  • 500mlのペットボトルのキャップ部分を口に加える。歯は使わず、唇の筋肉の力で持つようにする。
  • 下を向き、唇の力でペットボトルを支えて、10秒キープ。

 支える力が弱い人は、最初は空のペットボトルから始めましょう。慣れてきたら、徐々に水を入れて量を増やしていくと、いわゆる筋トレになります。
この時、やみくもに行うのではなく、1回1回が充実した動きになるように、効き目を感じながら行うことが大事です。

〈口輪筋のエクササイズ2〉

  • あ、え、い、う、え、お、あ、お、と顔いっぱいの筋肉を使って表情を作りながら変化させていく。
  • 次に、ポリバケツと発音する

 1つの音には2~3秒ずつ、母音をしっかり発音する、さらに破裂音や濁音の発音が唇を意識して口輪筋の動きを整えます。
軽く顎を上げて、背筋を伸ばして行いましょう。

口元ふっくら&スッキリを目指すために

真皮層の衰え

肌にくっきりとしわが刻まれてしまうのは、肌の奥の真皮層の衰えによるものが主な原因と言われています。

真皮層には、肌弾力に大事なコラーゲンが張り巡らされ、エラスチンが絡みつくように存在し、さらにその間をヒアルロン酸が水分を抱え込んで肌状態を保っています。
 
加齢に伴って、コラーゲンやエラスチンを生み出す繊維芽細胞が衰えると、肌全体が歪みを起して溝を作ってしまいます。これが深いしわになるのです。

よく、真皮層をベッドのマットに例えることがあります。新しいマットは飛んだり跳ねてもバネは元の状態に戻りますが、使い古したマットは弾力性を失い、どんどん下がってしまいますよね。

それが肌だと思うと、地道に表情筋を鍛えて肌弾力を維持させなければと思うはずです。

肌の酸化について

私たちが呼吸によって取り込む酸素のうち、約2%程度が活性酸素と呼ばれる物質に変化します。活性酸素は、本来ウィルスの侵入を防いでくれるなど、身体に有益な働きをしますが、過剰に生産されると、細胞を酸化させて血管を傷つけたり、肌トラブルを引き起こすことがあるのです。そのため活性酸素による酸化は、肌老化の一因とされています。
 
偏った食事や精神的なストレス、喫煙の習慣やアルコールの過剰摂取も、活性酸素発生の原因となり、体内の酸化を促進すると言われています。

しわを作りたくないと本気で思うなら、生活を見直して改善しましょう。

肌の糖化とは

糖質の摂り過ぎは、体内で「糖化」と呼ばれる現象を起こします。近年、肌の黄ばみと表現されて美容界でも注意発起されるようになりました。

そのメカニズムは、血中のブドウ糖が過剰に作られると、たんぱく質や脂質と結びつき、体温の熱で「糖化」という現象が起こります。そこで出来た物質をAGE(終末糖化物)と呼び、老化促進物質となって体内に様々な悪影響を及ぼします。

糖化が肌に与えるトラブルに、肌のハリを保つコラーゲン繊維が破壊し、弾力低下を招くことがあるため、糖質の摂り方を考えた食事が問われることになります。

なんといっても食事は重要

口元にしわを作りたくないなら、肌のコラーゲンを強化する食事を意識して取り入れましょう。肌のハリに大事なコラーゲンのもととなるたんぱく質は、必ず摂取したい栄養素です。

メニューは糖質や脂質の過剰摂取に気を付けることも、糖化対策として役立てて下さいね。

食事

自炊する上で参考にしていただきたいものは次の通りです。

どうしても肉料理が食べたい時ってありますよね。一般的に知られる特徴ですが、再確認しておきましょう。

鶏ムネ肉やささみ肉は、肉類の中でもたんぱく質の量が多く、高たんぱく低カロリーで良質なので、親しみやすい食材です。豚肉や牛肉は、カロリーや脂質はやや高めですが、細胞の代謝を促進する成分も含んでおり、肌にとって重要な栄養素です。

ちなみにたんぱく質には納豆や玉子のような、ライトに摂取出来るものも充実しています。

旬の野菜など、その時期においしくいただくことが出来ることを考えて出荷された食材は、栄養価が期待出来ます。

まとめ

顔に自然に刻まれていくしわは、その人が生きてきた証でもあります。身近に取り組むケアから、容姿を若々しく見せるための手段は選択肢がいくつかあります。幸い、今は老化の仕組みの一部が解明されつつあり、様々な方法でしわ改善のアプローチが出来る時代になりました。無理のない範囲でぜひ取り組んでみてくださいね。

この記事は、ライターが収集した情報に基づいて作成されています。効果には個人差がございますので、ご自身の責任でご利用・ご参考ください。

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川本 あきこ美容家

放送作家・美容ライター。ロンドンの美容専門学校にてスキンケアアドバイザー、メイクの資格を取得。雑誌、書籍の編集、執筆の傍ら美容専門家としてライター、講師を務める。

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